八坂神社の見どころまとめ(京都祇園)

なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
京都祇園・八坂神社にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。

御祭神は素戔嗚尊(スサノヲ)など十三座。
斉明天皇2年(656年)、または貞観18年(876年)創始と伝わる、歴史ある神社です。

このページには、八坂神社の見どころを厳選してまとめておきます。

  • 初めての八坂神社。おすすめの見どころを知りたい!
  • 国宝の本殿は、いったい何がスゴイの?
  • 修学旅行でどこを回ろうか迷ってる…

といった場合などに、参考にしていただければと。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

八坂神社は明治維新まで、祇園社または感神院と呼ばれていたそうです!

>>【縁結び・美容水など】八坂神社のご利益はこちら

本殿【国宝・青龍伝説】

八坂神社(京都市東山区)本殿
本殿(国宝)

八坂神社の本殿は「祇園造(ぎおんづくり)」と呼ばれる、とても珍しい建築様式。
神様を祀る神殿と、人が拝む拝殿が、お寺のように一体になっているのが特徴です(参考:ブラタモリ13)。

現在の本殿は、江戸幕府の第4代将軍・徳川家綱によって、承応3年(1654年)に建立されたもの。
令和2年(2020年)には、国宝にも指定されています。

>>八坂神社本殿|国指定文化財等データベース
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

本殿では、結婚式も挙げられます。国宝での結婚式なんて最高過ぎる…!(舞殿・儀式殿[常磐新殿内]のプランもあり)

青龍の限定御朱印(京都八坂神社)
青龍の限定御朱印

また、公式サイトによると、本殿の下には池(龍穴りゅうけつ)があり、青龍が住むと言われているんだとか。
八坂神社にお参りすることで、神様の力(パワー)と、青龍の神気しんきの両方を受けられるそうです。

八坂神社(京都市東山区)本殿裏(御千度詣で本殿北拝礼所)
御千度詣 本殿北拝礼所

ちなみに、本殿裏にも上の拝礼所が。
本殿の周りを三度まわってお参りする、「御千度詣で」の祈願場所になっています。

>>[PDF]「御千度詣で」のご案内|八坂神社

特別拝観【ライトアップ】

八坂神社では、毎年3月上旬の「東山花灯路」の開催期間に合わせて、本殿内の特別拝観が行われます(10:00~16:00、拝観料500円)。

夜には、西楼門のライトアップや、舞殿の奉納提灯の点灯に加え、境内108基の灯籠に灯がともされるそうですよ。

>>特別拝観とライトアップ【八坂神社】|【京都市公式】京都観光Navi

西楼門【重要文化財】

西楼門と狛犬(京都八坂神社)
西楼門と狛犬

見どころ2つ目は、八坂神社のシンボル的存在である西楼門。

応仁の乱で焼失後、明応6年(1497年)に桧皮葺で再建され、永禄年間(1558年~1570年)に瓦葺きに替えられました。

夜の西楼門(ライトアップ・京都祇園八坂神社)
ライトアップされた西楼門

大正2年(1913年)には、四条通の拡張に伴い、狛犬ともども東に6m・北に3mほど移転し、同時に翼廊も建てられて今に至ります。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

祇園の街の歴史とともに、西楼門もその姿を少しずつ変えてきたというワケですね!

南楼門(正門・京都八坂神社)
南楼門(正門)

なお、八坂神社の正門は南楼門です。
祇園祭の神輿は、必ずこちらの南門を通ることになっているそうですよ。

>>八坂神社、南楼門鮮やか朱色復活|産経ニュース

舞殿【奉納提灯がズラリ】

八坂神社(京都市東山区)舞殿
舞殿

本殿前の舞殿(ぶでん)は、舞踊・舞楽・祇園太鼓・獅子舞などの伝統芸能が奉納される場所。
節分祭の豆まきもココで行われます。

夜の舞殿(京都祇園八坂神社)
夜の舞殿

大量に吊るされた奉納提灯が、ステキ&独特な雰囲気を醸し出していました。
他の神社仏閣ではなかなか見ることのできない、貴重な光景です。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

ココでナイトウェディング(夜間結婚式)も挙げられるとのこと。想像するだけで幻想的!

授与所【お守り・おみくじ】

八坂神社(京都市東山区)授与所(御朱印受付場所)
授与所

お守り・おみくじ(200円)のある授与所も外せませんね。
おもなお守りの種類・デザイン・初穂料(値段)は、以下のリンクから確認できます。

>>「御祈祷・授与品・御朱印」発送のご案内|八坂神社

祇園祭【日本三大祭/粽(ちまき)】


祇園祭の様子(宵山・山鉾巡行・神幸祭|Discover Nipponより)

毎年7月(1日~31日)に行われる祇園祭は、京都の夏の風物詩。
日本三大祭りの一つにも数えられています。

貞観年中(859年~877年)に疫病が流行した際、神泉苑に66本の矛を立てて祇園の神を祀り、祇園社の神輿を神泉苑に送って厄災除去を祈ったのが祭りの由来です。

祇園祭の山鉾巡行(京都八坂神社)
山鉾巡行

そんな祇園祭のハイライトは、17日(前祭)と24日(後祭)に行われる、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)
コンチキチン♪の祇園囃子が夏空に響き、山や鉾が京の街を巡行します!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

祭期間中に頒布される「厄除けちまき」も人気。八坂神社の粽は食べ物ではなく、家の入口に吊るす「疫病除け災難除けのお守り」です

祇園祭のおもな行事日程

  • 前祭(さきまつり)
    • 宵山(よいやま):7月14日~16日
    • 山鉾巡行:7月17日
  • 後祭(あとまつり)
    • 宵山:7月21日~23日
    • 山鉾巡行:7月24日

>>[詳細]祇園祭「どんな祭?」|【京都市公式】京都観光Navi

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。

  • 国宝指定の本殿は「祇園造」と呼ばれる、とても珍しい建築様式
  • 西楼門は八坂神社のシンボル的存在。ただし正門は南楼門
  • 沢山の奉納提灯が吊るされる舞殿は、舞踊などの伝統芸能が奉納される場所

八坂庚申堂(大黒山延命院金剛寺・京都市東山区)のカラフルなくくり猿
八坂庚申堂

なお、八坂神社の近くでいえば、カラフルな「くくり猿」で有名な八坂庚申堂も、人気の見どころの1つです。

加えて桜の季節なら、神社に隣接する円山公園(まるやまこうえん)にも立ち寄りたいですね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

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