大國魂神社(東京都府中市)の七不思議まとめ

なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
大國魂神社(東京都府中市)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。

このページには、大國魂神社に伝わる七不思議についてまとめておきます。

  • 大國魂神社の七不思議ってなに?
  • 大國魂神社にまつわる、面白い話を知りたい!
  • 府中では正月飾りの門松に、マツを使わないってホント?

といった場合などに、参考にしていただければと。
さっそく順番にいきますね。

大國魂神社の七不思議

御供田の苗【相撲】

六所宮田植(江戸名所図会)
江戸名所図会「六所宮田植」(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

昔、東京競馬場あたりに「御供田ごくでん」があり、旧暦5月6日に御田植祭が行なわれていました。

御田植祭では、人々が持ち寄ったさまざまな種類の苗を植え、田植え後にはソコで男子が相撲をとるのが習わしだったそう。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

上の江戸名所図会にも、元気に相撲をしている男の子たちが描かれています!

当然、相撲の後には田んぼが踏み荒らされますが、翌日になると不思議なことに、苗が真っすぐ起きたんだとか。

また秋になると、さまざまな種類の苗を植えたにもかかわらず、みんな一斉に同じ稲穂を出したそうです。神秘的…!

大國魂神社(東京都府中市)相撲場
相撲場

ちなみに、現在は境内に相撲場があり、毎年8月1日に八朔相撲祭が行なわれています。

八朔相撲祭は、天正18年(1590年)8月1日の「徳川家康江戸入城」を記念し、天下泰平・五穀豊穣を祈る奉納相撲として始まったそうです。

大杉の根【参道】

府中六所宮(江戸名所図会)
江戸名所図会「府中六所宮」(出典:国立国会図書館デジタルコレクション)

昔、大國魂神社の境内にはたくさんの杉の木が生えていました。
上の江戸名所図会にも、多くのスギが描かれています。

通常、杉の木は大きくなるにつれ、根が地表に出てきてゴツゴツした姿を見せます。
しかし、大國魂神社の参道に生えていた杉の木は、一本の姿も見せたことがないそうです。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

不思議ですね。神様に遠慮したのでしょうか…!

大國魂神社(東京都府中市)参道
参道

参道に生えていた杉の木は、さまざまな環境変化の影響で枯れてしまったんだとか。
現在の参道は美しく整えられ、凛とした雰囲気が漂っていました!

境内の鳥類【本殿】

大國魂神社(東京都府中市)本殿
本殿(写真右奥)

昔、大國魂神社の森には、カラス・サギ・鵜(う)など、たくさんの鳥が生息していました。

それでも鳥たちは、決して本殿などの建物に糞(フン)を落とすことはなかったと言われているそうです。

鳥たちも大國魂神社の神様に対して、畏敬の念を抱いていたのかもしれませんね。

矢竹の根【源頼朝】

大國魂神社(東京都府中市)矢竹の根
矢竹の根(写真右端)

拝殿前に竹が生え、石で囲われた場所があります。
大國魂神社の言い伝えによると、源頼朝が戦勝祈願に際して、ココに竹の矢を挿したんだとか。

竹の矢は根付き、その後何百年も生い茂ったのですが、不思議なことに石囲いの外には根も含め一本も出ないんだそうです。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

頼朝は関東の兵士を神社の前に集め、戦勝を祈願したとのこと。想像しただけでカッコいい…!

大銀杏の蜷貝【御神木】

大國魂神社(東京都府中市)大銀杏
御神木・大銀杏

大國魂神社の本殿裏には樹齢約1000年と伝わる、御神木の大銀杏があります。
昔、この大銀杏の根元には、蜷貝(にながい・巻き貝)が住んでいました。

蜷貝を煮出して飲むことで、母乳の出がよくなると言われていたんだとか。
ご利益を求めて多くの人が根元を掘ったためか、木の成長は止まってしまったそうです。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

近年は、手を合わせると産後の肥立ちが良くなると言われているそう。「産後の肥立ち」とは、出産したママの体が日増しに健康を回復することを指します

境内に松の木なし

大國魂神社(東京都府中市)おみくじ
おみくじ処

昔、大国様(大國魂神社の神様)が、八幡様と一緒に府中に現れました。
八幡様は「俺が宿を探してくる」と大国様を置いて出かけますが、気に入った場所を見つけると、ソコに一人で住んでしまったそう。ひどい…!笑

待ちぼうけを食らった大國魂の神様は「待つのは辛い。待つのはキライだ」と言って、待っていた場所に住むことに。
それが今の大國魂神社なんだそうです。

このエピソードから、神社の境内には松(待つ)が一本もなく、不思議なことに植えても枯れてしまうんだとか。
府中では今でも、お正月の門松に松を使わない習慣が残っているそうですよ。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

八幡様の気に入った場所は、今の「八幡町」。面白い由来ですね!

モミの雫【名木百選】

大國魂神社(東京都府中市)大鳥居・ケヤキ
大國魂神社のケヤキ

昔、神社に大きなモミ(樅)の木がありました。
そのモミの木からは、晴れた日でも四季絶えることなく、雨のように雫が降ってくることがあったそうです。

不思議なモミの木は現存していませんが、境内の別のモミの木は「府中の名木百選」に選ばれています。
また、大鳥居向かって右のケヤキも名木百選に指定されているそうですよ。

>>[参考]府中の名木百選

さいごに

最後までお読みいただきありがとうございます。

個人的には、6つ目の「境内に松の木なし」のエピソードがお気に入り。
今も竹が残る「(源頼朝の)矢竹の根」も面白いですね!

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