なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。神倉神社(和歌山県新宮市)にお参りしました。
この記事には参拝現地レポとして、神社の見どころ・御朱印・アクセス情報をまとめておきます。
- 神倉神社にお参りしたい
- 石段が怖いって聞いたけど、本当?
- 神倉神社の御朱印が気になる
- 諸事情で参拝は難しいけれど、神社の見どころなどを知りたい
といった場合は、ぜひ参考にしていただければと。まずは、神倉神社の御祭神とご利益から紹介しますね。
この日は神倉神社を含め、熊野三山を一日でお参り。ハードスケジュールでしたが、素敵な日になりました!
神倉神社とは【ご利益/見どころ】
神社入口に祀られる「猿田彦神社/神倉三宝荒神社」
- 御祭神:高倉下命、天照大神
- ご利益(御神徳):農業漁業の守護神
- 例祭日:2月6日(お燈祭り・火祭り)
神倉神社は熊野速玉大社の飛地境内摂社。熊野大神が熊野三山に祀られる以前に、最初に降り立った崇高な場所とされています。
その後景行天皇58年に、現在の熊野速玉大社に新しく宮殿を建てて祀りました。「新宮」という地名はこれに由来すると考えられています
ゴトビキ岩【パワースポット】
神倉神社の御神体は巨大なゴトビキ岩なんです。スゴい迫力! 自然に圧倒されるとはまさにこのこと。パワースポットという言葉もぴったりですね。
石段【急勾配で怖い】
神倉神社の石段。現地だともっと急に見えます(伝われ)
ただし、ゴトビキ岩にたどり着くには、源頼朝が寄進したと伝わる538段の石段を上る必要があります。この石段がメチャメチャ急で怖かった…(とくに帰り)。
石段下の鳥居。お参りできるよう賽銭箱が設置されています
熊野速玉大社の公式サイトに「ご年配の方は石段下の鳥居でご参拝ください。飲酒者やヒールの高い靴での登拝もお止めください」とありますが、まさにその通りといった感じです。
女坂を使う選択肢も
なお、鳥居をくぐってすぐ右側に、別ルート「女坂」があります。急な石段を迂回できるので、体力に自信のない場合はこちらを通るのもアリかも。
神倉神社の山頂・ゴトビキ岩までの参道はものごっつい険しい石段になっています。隣になだらかな「女坂」もありますが、女坂は女坂で滑りそうで怖い。 #参道研究会 pic.twitter.com/yaa5dK02Wv
— 遼太郎 (@mangata614) February 29, 2020
ただし、上のツイートにもあるように、女坂は女坂で「滑りやすい」「獣道(けものみち)」といった声も。決して楽な道のりではないようです。
火祭り(お燈まつり)
見どころラストは、毎年2月6日に行われる火祭り(御燈祭り・国重要無形民俗文化財)。白装束の上り子が、火のついた松明を持って石段を駆け下ります。
お祭りの様子を収めた動画をどうぞ。共同通信社の公式YouTubeチャンネルからです。
人の数も迫力もスゴい! パッと見、火事だと勘違いしてしまいそうです(笑) 一度、生で見てみたいなぁ。
さて、宿泊施設の広告を挟んで、神倉神社の御朱印紹介に移ります。広告は熊野本宮大社近くの「湯の峰温泉 湯の峯荘」。熊野詣が盛んだったころの潔斎の場としてにぎわったそうですよ。
神倉神社の御朱印【2種類】
神倉神社の御朱印です。二体を拝受しました。右の御朱印は「日本書紀編纂千三百年記念」の特別御朱印。素敵なタイミングでお参りできました!
参拝所要時間は?
石段の途中にある満山社。ココまで来ればゴトビキ岩はもうすぐ
神倉神社に到着したのは日曜日の午後2時半過ぎ。急な石段を10分ほどかけて上り、社殿(ゴトビキ岩)の前で二礼二拍手一礼しました。後ろを振り返ると素晴らしい景色が広がっていましたよ。
社殿前からの眺め。気持ちよかった!
お参りを終えたあとは、ふたたび10分ほどかけて石段を下りて、入口まで戻りました。参拝所要時間は全体で約30分といったところですね。ご参考までに。
鳥居まで戻ってきました。左下に女坂への石橋が見えています
さてさて、旅行関連の広告を再度挟んだのち、神倉神社のアクセスと駐車場情報をのせて記事を締めます。
広告はクラブツーリズム。「熊野三山」で検索したところ、記事執筆時点で31件のツアーが該当しました。バスツアーなら、乗り換えの煩わしさや運転の疲れから解放されますね
神倉神社へのアクセス
- 住所:和歌山県新宮市神倉1-13-8
- 電話:0735-22-2533(熊野速玉大社)
- 公式ページ:摂社神倉神社|熊野速玉大社
- 地図(マップ)
- アクセス(最寄り駅)
- 新宮駅(JR紀勢本線)から徒歩15分
- 熊野速玉大社から徒歩10分
僕は熊野速玉大社から車で5分ほどかけて移動しました。駐車場についても触れておきますね
駐車場【無料】
上の写真が神倉神社の駐車場。無料で停められます。大変ありがたい!
ご覧のとおり、国道42号線の「裁判所南」交差点から進入できますよ。細い道だったので、ドキドキしながら運転したのは、ココだけの話です(笑)
神倉神社の情報まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事の要点をまとめました。
- 神倉神社の御神体は巨大なゴトビキ岩
- 社殿まで急勾配の石段が続きます
- 御朱印は2種類いただきました
- 参拝所要時間は30分ほどでした
繰り返しになりますが、石段の傾きはハンパないです。できる限りコンディションを整えてお参りされることをオススメします。
補陀洛山寺本堂
次にお参りしたのは補陀洛山寺(ふだらくさんじ)。
熊野那智大社へ向かう途中に寄りました。展示されている補陀洛渡海船は必見です。
以下から次の記事へとお進みください。
次の記事はこちら【補陀洛山寺】
ちょっと怖い!? 補陀洛渡海船をはじめ、頂いた御朱印・アクセス(駐車場)・所要時間など、補陀洛山寺(和歌山県/世界遺産)の参拝現地レポをお届けします。御本尊は秘仏の十一面千手観音で、年に3回御開帳されるようです。
今回の熊野三山めぐり(日帰り)でお参りした神社仏閣
- 花の窟神社(日本最古の神社とも)
- 産田神社(イザナミがカグツチを産んだ場所)
- 熊野本宮大社(日本一の大鳥居は圧巻)
- 熊野速玉大社(新宮駅から徒歩圏内)
- 神倉神社(ゴトビキ岩が御神体)
- 補陀洛山寺(境内の補陀洛渡海船は必見)
- 飛瀧神社(延命長寿の那智の滝が御神体)
- 那智山青岸渡寺(三重塔と滝を一緒にカメラに収められる)
- 熊野那智大社(御縣彦社の御朱印も頂きました)
和歌山県の神社仏閣一覧
和歌山県の神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。