なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
犬ヶ坪神明社(愛知県刈谷市)にお参りしました。
小垣江町三社巡りの1つです。
犬ヶ坪神明社遠景(社叢)
小垣江駅から東へ進むと、犬ヶ坪神明社の社叢が見えてきます。
まるで田んぼに浮かぶ島のよう。
状況こそ違いますが、松尾芭蕉の句「初秋や海も青田も一みどり」を思い出しました。
鳥居と社号標(村社 神明社)
このページには、犬ヶ坪神明社の歴史や頂いた御朱印、アクセス・駐車場情報についてまとめておきますね。
犬ヶ坪神明社(刈谷市)の歴史
拝殿とイチョウの絨毯
- 御祭神:天照皇大神、大山祇神
- ご利益:安産祈願
- 社格など:十二等級、旧指定村社
- 例祭日:10月7日
※小垣江町の神社巡りMAP(小垣江神明神社頒布)、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
社頭由緒によると、江戸時代前期の万治元年(1658年)に、小垣江村の六氏が、小垣江村内の山林原野の開拓を始めたそう。
7年後の寛文5年(1665年)に、領主・稲垣信濃守に分村を申し出て許可を得ます(領主は稲垣家刈谷藩2代藩主・稲垣重昭か)。
本殿と幣殿
このとき、開拓着工の年である万治元年の干支が「戊戌(つちのえいぬ)」だったことから、村名を「戌ヶ坪」としたようです(その後「犬ヶ坪」となる)。
また、分村にあたっては「小垣江神明神社の分霊を祀って崇敬せよ」との命令が出たんだとか。
命令に従い、この地に創建したのが、今の犬ヶ坪神明社です。
狛犬
その後、明治5年(1872年)に村社に指定されると、同43年(1910年)には、大道80番地に鎮座していた無格社・山神社を本社に合祀。
昭和18年(1943年)に供進指定社となり、今に至るということです。
なお、犬ヶ坪村の扱いについては、刈谷藩と幕府で認識が異なっていた模様(参考:江戸時代の刈谷|刈谷市歴史博物館)。犬ヶ坪村は明治11年(1878年)に、ふたたび小垣江村と合併したようです
犬ヶ坪神明社の御朱印
犬ヶ坪神明社の御朱印です。
犬が可愛すぎて、僕の心のツボにハマりました。
これぞ「犬がツボ」(笑)
御朱印は、小垣江神明神社の授与所開所日に、小垣江神明神社で記帳していただきましたよ。
>>[詳細]犬ヶ坪神明社の御朱印|場所や日時など犬ヶ坪神明社へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県刈谷市小垣江町大道西32
- アクセス:小垣江駅(名鉄三河線)から徒歩24分
最寄り駅・小垣江駅からの徒歩ルートを、上の地図に示しました。
最後に田畑のあいだの道を東進する以外は、縁石の設置された歩道を歩けるルートです。
小垣江駅
犬ヶ坪神明社の駐車場
頂いた「小垣江町の神社巡りMAP」に、「神社の北側に路上駐車可能」とあります。
僕がお参りした際には、地図内の青色で示した2か所に、クルマが並んで駐車されていましたよ。
上の写真は、地図内の青色部分のうち、左上にあたる場所です(短いほう)。
車がいないタイミングを見計らって撮影しました。
五社は左から順に秋葉神社、愛宕神社、白山神社、御鍬神社、津嶋神社。両脇に大己貴命と大国主命も祀られていたと記憶しています
まとめ【参拝時間】
扁額
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 犬ヶ坪神明社は小垣江町三社巡りの1つ
- 分村に伴い、小垣江神明神社の分霊を祀ったのが神社の始まり
- 小垣江駅から犬ヶ坪神明社へは徒歩24分
なお、僕の境内散策にかかった時間(参拝所要時間)は30分強でした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
白山神社(岐阜県多治見市)
さて、日を改めて、犬ヶ坪神明社の次にお参りしたのは、多治見市の白山神社(はくさんじんじゃ)。
こちらは多治見金幣社三社巡りの1つです。
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次のページはこちら【白山神社】
白山神社(岐阜県多治見市白山町3)にお参りしたので「アクセス・駐車場」「見どころ・歴史」「頂いた御朱印」についてまとめました。多治見金幣社三社巡りの1つ。境内一帯は縄文時代の集落遺跡「白山神社遺跡」になっています。
犬ヶ坪神明社周辺の神社仏閣
- >>金刀比羅社(車で5分・讃岐の金刀比羅宮から分霊を勧請。ご利益は縁結びなど)
- >>小垣江神明神社(車で6分・刈谷市最古の神社。カラフルな月替わり御朱印を拝受)
- >>本刈谷神社(車で10分・秋祭りの餅投げは刈谷市内最大規模との呼び声も)
- >>松秀寺(車で13分・境内に宍戸弥四郎の墓あり。刈谷万燈祭の秋葉社も隣接)
三河の神社仏閣一覧
愛知県三河エリアの神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。