三明寺(豊川市)参拝ガイド

なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
三明寺(愛知県豊川市)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。

境内の三重塔は国指定重要文化財。
豊川弁財天の通称でも知られる曹洞宗のお寺です。

三明寺(豊川市)鳥居
お寺ですが鳥居がお出迎え

このページでは、そんな三明寺の「アクセス・駐車場」「見どころ」「歴史」について紹介していきます。

  • 三明寺への行き方を知りたい!
  • 本堂内にも重要文化財があるって聞いたけど?
  • 実際にお参りした人の話を聞きたい…

といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは三明寺がどこにあるのか、アクセス・駐車場情報からいきますね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

読み方は「さんみょうじ」。善福院(名古屋市東区)に続いての参拝です!

三明寺(豊川市)へのアクセス【地図】

三明寺(豊川市)アクセスマップ
© OpenStreetMap contributors

  • 住所:愛知県豊川市豊川町波通37
  • 電話:0533-86-9661
  • アクセス
    • 豊川駅(JR飯田線)東口から徒歩6分
    • 豊川稲荷駅(名鉄豊川線)から徒歩7分

最寄り駅から三明寺への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
豊川稲荷駅から向かう場合は、JR駅構内を横切らせてもらうのがよろしいかと(西口~東口)。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

名古屋駅から豊川稲荷駅(豊川駅)へは60~70分ほど。僕なら、名鉄特急で国府こう駅まで行き、ソコで豊川線に乗り換えるかな

三明寺(豊川市)の駐車場

三明寺(豊川市)駐車場マップ
© OpenStreetMap contributors

鳥居脇など3か所に参拝者駐車場がありました。
車でも安心してお参りできそうです。

三明寺(豊川市)駐車場
駐車場。右端に鳥居が見えます

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

引き続き、三重塔など、三明寺の見どころを紹介していきます!

三明寺(豊川市)の見どころ

三重塔【国指定重要文化財】

三明寺(豊川市)三重塔(国指定重要文化財)
三重塔(総高14.5メートル)

国指定重要文化財の三重塔は享禄4年(1531年)建立。
初層・二層が「和様」、三層が「禅宗様(唐様)」と、層によって使い分けることで、外観に変化を付けているのが美しさのポイントです。

境内案内看板によると、このような造りは全国的にも珍しいんだとか。
初層・二層と比べ、三層の軒が大きく反っているのも、禅宗様の意匠だそうですよ。

>>三明寺三重塔|文化財ナビ愛知

本堂・宮殿【豊川弁財天】

三明寺(豊川市)本堂(愛知県指定文化財)
本堂(県指定文化財・正徳2年建立)

三明寺本堂は、愛知県指定文化財。
さらに、本堂内陣中央の弁財天を祀る宮殿くうでん(天文23年建立)は、国の重要文化財に指定されています。

一般的に、お寺では本尊を厨子に安置することが多いですが、三明寺の宮殿は神社本殿の形式をとっているのがユニークです。

三明寺(豊川市)本堂提灯
本堂提灯「豊川辨財尊天」

ちなみに、弁財天は平安時代の三河国司・大江定基が、愛人である力寿姫の死を悲しみ、面影を永久に残そうと刻んだ御像。

今では安産・芸道・福徳・海運の守護神とされているそうですよ。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

弁財天は十二単重衣装を着ており、12年に1度(巳年の正月16日)衣装替えを執行のうえ開帳されます!

>>[参考]三明寺|豊川市観光協会

最後に、三明寺の境内風景とともに、お寺の歴史について簡単にまとめておきますね。

三明寺(豊川市)の歴史・境内風景

三明寺(豊川市)三徳稲荷
三徳稲荷

寺伝によると、三明寺の創建は大宝2年(702年)。
文武天皇の詔を受けて建立されたと伝わります。

三明寺(豊川市)石像群
石像群

その後、12世紀後半に一度戦火により焼失。

しかし、室町時代(南北朝時代)に後醍醐天皇の子・無文元還が、遠州方広寺に行く途中に立ち寄り、禅宗として再興したそうですよ。

本堂の奥に本堂が!?

三明寺(豊川市)山門
山門

先ほど紹介した本堂(県指定文化財)の奥には、上の山門が。
脇には「本堂(江戸時代) 三明寺本尊は千手観世音菩薩を祀る」などと書かれた立札がありました。

三明寺(豊川市)本堂
こちらも本堂(?)

門をくぐって、さらに進むと上の建物が現れます。
中の様子はうかがい知れませんでしたが、こちらに千手観音が祀られているのかもしれません。

まとめ

三明公園(豊川市)
お寺に隣接する三明公園

龍雲山 妙音閣 三明禅寺

  • 御本尊:弁財天、千手観世音菩薩
  • 宗派:曹洞宗
  • 霊場札所など:三河七福神

※現地案内板・表記、曹洞禅ナビ、豊川市観光協会Webサイトをもとに作成

最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。

  • 三明寺は豊川駅から徒歩6分の場所にある曹洞宗の寺院
  • 三重塔と本堂内宮殿は国指定重要文化財
  • 弁財天は安産・芸道・福徳・海運の守護神とされている

なお、御朱印については「しばらくお休みさせて頂いております」との貼り紙が授与所前にありました。

春になると、境内に美しい桜が咲き誇るそうなので、その時期にまたお参りさせてもらおうかな。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

僕の参拝所要時間は30分ほどでした。観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと!


光明寺(愛知県豊川市)本堂・御朱印
光明寺(西豊町)本堂

さて、三明寺の次に向かったのは、歩いて10分の所にある光明寺(こうみょうじ)

「木像来迎阿弥陀如来像」が豊川市指定文化財になっている、浄土宗鎮西派のお寺です。
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