氣比神宮(福井県敦賀市)大鳥居(日本三大木造鳥居・国指定重要文化財)01

氣比神宮(気比神宮・福井県敦賀市)の大鳥居を見てきました。
高さ10.93m(36尺)柱間7.45m(24尺)の木造両部りょうぶ型本朱塗。
春日大社(奈良県)、厳島神社(広島県)とともに日本三大木造鳥居のひとつに数えられています。

日本三大木造鳥居所在地高さ
氣比神宮大鳥居福井県敦賀市10.93m
春日大社一之鳥居奈良県奈良市7.75m
厳島神社大鳥居広島県廿日市市約16.6m
ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

高さに加え、笠木(かさぎ・一番上の木)の大きさと反り(反増そりまし)の迫力がスゴかった…! 初詣時期(大晦日から正月3が日)には終夜ライトアップされるようです(参考:敦賀市)

氣比神宮大鳥居の歴史

氣比神宮(福井県敦賀市)大鳥居扁額(有栖川宮威仁親王御染筆)02
扁額(有栖川宮威仁親王御染筆)

初代鳥居は弘仁元年(810)に東参道口に創建。
康永2年(1343)に暴風雨で倒壊しますが、正保2年(1645)に旧神領地の佐渡国鳥居ケ原から榁樹(むろのき)を調達し、酒井忠勝の寄進で現在地に再建しました。

明治34年(1901)に国宝指定され、現在は国指定重要文化財(建造物)です。
昭和20年(1945)の敦賀空襲で社殿などが焼失しましたが、大鳥居は唯一その戦火を免れています。

参考文献

  • 氣比神宮 御由緒・参拝案内(氣比神宮社務所発行)
  • 全国一の宮めぐり(「全国一の宮会」編 公式ガイドブック)

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