なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
愛宕神社(東京都港区)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。
東京23区内で自然の地形としては一番高い、愛宕山(標高25.7m)の山頂に鎮座する神社。
京都愛宕神社、鷲尾愛宕神社(福岡市西区)とともに、日本三大愛宕神社の1つとも言われています。
大鳥居
このページでは、そんな愛宕神社の「見どころ」「頂いた御朱印」「歴史」「参拝時間」について紹介していきます。
- 「出世の石段」の段数を知りたい!
- ほおずき市の様子が気になる…
- 勝海舟ゆかりの地って聞いたけど?
といった場合などにも、参考にしていただければと。
まずは見どころからいきますね。
読み方は「あたごじんじゃ」。増上寺から歩いての参拝です!
愛宕神社の見どころ
出世の石段
出世の石段
「出世の石段」は86段の急な石階段。
江戸時代にココを馬で駆け上がり、全国にその名を轟かせた、曲垣平九郎の故事が名前の由来です。
境内には平九郎の顔出しパネルも
登ってみた感想としては、一段一段が地味に高いのがキツかった…!
十段目を過ぎたあたりから、太ももに乳酸がたまり始めていたのはココだけの話です(笑)
お祭りの様子(YouTubeより)
愛宕神社では隔年で「出世の石段祭り」が執り行なわれます(9月22日~24日)。
御神輿が出世の石段を行き来する、たいへん勇壮なお祭りです。
上の動画には、宮出し~虎ノ門渡御の様子が収められています。
神輿を担いで石段を降りるなんて、足元も見づらいことでしょう、カッコ良すぎます…!
>>[参考]祭典行事|愛宕神社
ほおずき市
ほおずき市の様子(TOKYO MXチャンネルより)
6月23日~24日の「千日詣り・ほおづき縁日」も有名なイベント(祭礼)。
境内にたくさんの鬼灯(ホオズキ)が並びます。
ほおずき市と聞くと、浅草寺のソレが思い浮かぶ人も多いと思いますが、もともとは愛宕神社が発祥なんだとか。
両寺社の公式サイトを拝見するに、四万六千日の縁日は浅草寺が先。
縁日にほおずきの市が立ったのは、愛宕神社が先のようです。
丹塗りの門(神門)
縁日には神門に茅の輪が設けられ、くぐってお参りすると、千日分のご利益があるとされています。茅の輪くぐりですね。
動画のとおり、愛宕神社のほおずきは白い花や青い実が目立ちます。購入したほおずきが色づいていく過程も楽しめそうです!
殉皇十二烈士女之碑
- 正月元旦:歳旦祭(初詣)
- 1月7日:七草火焚き祭(お焚き上げ・七草粥)
- 2月節分:節分祭(お福分け)
- 6月23日24日:千日詣り・ほおづき縁日
- 8月22日:十二烈士女慰霊祭
- 9月22日~24日:出世の石段祭り(隔年)
- 12月31日:除夜祭鏡開き式
※参拝のしおり、公式サイトをもとに作成
引き続き、愛宕神社の境内風景とともに神社の歴史についてまとめておきます。
愛宕神社(愛宕山)は、数々の歴史の舞台になった場所なんです!
愛宕神社の歴史・境内風景
拝殿
愛宕神社の創建は、江戸幕府が開かれたのと同じ年にあたる慶長8年(1603年)。
徳川家康の命により、江戸の防火・防災の守り神として創建されました。
一の鳥居と櫻田烈士愛宕山遺蹟碑(中央奥)
万延元年(1860年)には、水戸の浪士が愛宕神社で祈念したのち桜田門へ出向き、大老・井伊直弼を暗殺します(桜田門外の変)。
境内には「櫻田烈士愛宕山遺蹟碑」が建っていました。
勝海舟と西郷隆盛の顔出しパネル(江戸城無血開城会談の地)
明治元年(1868年)には、幕府側の勝海舟が明治政府側の西郷隆盛を誘って愛宕山へ。
山上で江戸の街を見下ろしながら会談し、「江戸城無血開城」に導いたとされています。
歴史の教科書に登場する出来事・人物と、大いに関係のある神社だと知りました。タメになります!
ココまでに載せきれなかった、愛宕神社の境内風景(見どころ)をお届けします。
写真4枚にギュッと凝縮しました!
- 女坂(と狛犬)
出世の石段(男坂)向かって右に、ゆるやかな階段(女坂)があります - 三角点
愛宕山が「山」である証です。目にした途端、登山の達成感が湧いてきました(笑) - 池と鯉
人懐っこい鯉(コイ)がたくさん。社務所でエサを購入できます - NHK放送博物館
神社に隣接する、世界初の放送専門ミュージアム。入館無料です
愛宕神社の御朱印と御朱印帳
愛宕神社では、「火伏之総本社」の墨書きが印象的な御朱印を記帳していただきました。
加えて、出世の石段がデザインされたオリジナル御朱印帳も拝受しております。
御朱印を頂いた場所や時間などは、以下のリンクをご覧ください。
まとめ【参拝時間】
手水舎
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 愛宕神社は愛宕山頂に鎮座する神社。「日本三大愛宕」の1つとも
- 曲垣平九郎の故事にちなんだ「出世の石段」で有名
- 「ほおずき市」は、もともと愛宕神社から始まったとされる
僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて30分ほどでした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
桜の季節には、ライトアップされた美しい夜桜も楽しめるとのこと。お参りしてみたいな
赤坂氷川神社拝殿
さて、愛宕神社の次にお参りしたのは、歩いて25分の場所にある赤坂氷川神社(あかさかひかわじんじゃ)。
縁結びや厄除けのご利益が強いとされる、東京十社の1つです。
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次のページはこちら【赤坂氷川神社】
赤坂氷川神社(東京都港区)にお参りしました。このページに【神社orお寺】の「アクセス・駐車場」「見どころ・ご利益」「頂いた【御朱印&御朱印帳】」「【歴史(由緒)・参拝時間】」についてまとめておきます。【寺社の概要】
愛宕神社の関連ページ一覧
- 愛宕神社の見どころなど総まとめ
愛宕神社周辺の神社仏閣
- >>烏森神社(徒歩12分・カラフルな御朱印や心願色みくじで人気)
- >>増上寺(徒歩13分・東京タワー近く。徳川家康ゆかりの「勝運」のお寺)
- >>芝大神宮(徒歩14分・縁結びや金運のご利益で人気の「関東のお伊勢さま」)
- >>日枝神社(銀座線で1駅・江戸城の鎮守。山王祭は江戸三大祭りの筆頭)
東京都の神社仏閣一覧
東京都の神社仏閣を区市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。