なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
須佐之男社(名古屋市東区出来町)にお参りしました。
出来町天王祭の三台の山車のうち、中之切の「河水車(かすいしゃ)」の格納庫がある神社です。
境内全景。松に趣があります
神社の創建年代は不明ですが、東之切の須佐之男社のページで紹介したとおり、このあたりでは安政3年(1744年)ごろに複数のスサノオが創祀されています。
ですので、こちらの須佐之男社も同時期に創建されたのかもしれません。
このページには、須佐之男社の山車「河水車」や、アクセス・駐車場に関する情報をまとめておきますね。
東之切の須佐之男社から歩いての参拝です。この日は名古屋のスサノオ社巡り!
須佐之男社の山車【河水車】
出来町天王祭の様子(Netrork2010より)
動画に登場する「中之切」の大幕が河水車です。
画面をタップすると、山車の登場シーンから再生が始まります。
河水車は、勇壮かつ壮麗な「獅子舞のからくり」が見どころなんだとか。
動画内「3分29秒~」の部分がソレに該当するように見えます。美しい!
格納庫
中之切にはもともと、尾張藩第10代藩主・徳川斉朝から拝領した「石橋車(しゃっきょうしゃ)」がありましたが、戦災で焼失。
昭和23年(1948年)に、現在の河水車を住吉町から購入したそうですよ。
- 本殿
御祭神は建速須佐之男命。左右に狛犬もいました - 境内社
朱塗りのイメージから稲荷社でしょうか。それとも秋葉社(カグツチ)? - 中之切会館
社務所も兼ねているのかもしれません - 百度石
高さ約125cm、幅約21cmと、東区で随一の高さを誇ります(参考:書籍「東区の歴史」)
須佐之男社へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県名古屋市東区出来町3-19-21
- アクセス
- バス停「古出来町」(市バス/名鉄バス)から徒歩5分
- 大曽根駅(JR中央線/地下鉄名城線など)から徒歩16分
バス停「古出来町」からの徒歩ルートを、上の地図に示しました。
東之切の須佐之男社が通り道にあるので、順番にお参りするのもおすすめです。
名古屋駅から向かう場合は、名古屋駅バスターミナル(市バスターミナル)の10番のりばから「基幹2号系統(猪高車庫行き)」の市バスに乗車すればOKです!
須佐之男社の駐車場
地図内の青色で示した場所にコインパーキングがありました。
駐車料金は40分200円程度です。
ちなみに、東之切の須佐之男社近くには、30分100円(60分200円)の駐車場も。
そちらに停めてスサノオ三社(東之切・中之切・西之切)を巡るのも良いのではないでしょうか。
まとめ【参拝時間】
石灯籠
- 御祭神:建速須佐之男命
- 社格など:十二等級、旧無格社
- 例祭日:6月第1日曜日
- 由緒
- 明治6年(1873年):据置公許となる
- 昭和55年(1980年):十五級社から十二級社に昇級
※愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 中之切の須佐之男社には、山車「河水車」の格納庫がある
- 出来町天王祭で披露される「獅子舞のからくり」が見どころ
- バス停「古出来町」で下車して、東之切の須佐之男社から先に参拝するプランも
なお、僕の参拝所要時間は10分弱でした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
須佐之男社(西之切)
さて、須佐之男社の次に向かったのは、西へ700mほどの西之切の須佐之男社です。
こちらには山車「鹿子神車(かしかじんしゃ)」の格納庫が。
神社の隣の隣には、わらび餅で有名な芳光もあります。美味しかった!
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須佐之男社(名古屋市東区新出来)に参拝したので、神社の歴史やアクセス・駐車場情報についてまとめました。鎮座地はわらび餅で有名な芳光の隣の隣。出来町天王祭で曳きに出される三台の山車のうち、西之切の「鹿子神車」の格納庫がある神社です。
須佐之男社周辺の神社仏閣
- >>東界寺(徒歩2分・名古屋二十一大師霊場第7番札所。御本尊は薬師如来)
- >>須佐之男社[東之切](徒歩2分・山車「王羲之車[おうぎししゃ]」の格納庫があります)
- >>素盞男社[松軒](徒歩4分・大和小学校の隣。社殿が珍しい西向きでした)
- >>建中寺(徒歩18分・尾張徳川家先祖代々の菩提寺として建立。東海36不動第8番など)
名古屋市の神社仏閣一覧
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