なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
神路山総持寺(愛知県知立市)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。
知立神社の元神宮寺(別当寺)。
弘法大師自作の流汗不動明王を御本尊として祀る、天台寺門宗のお寺です。
山門(旧東海道沿い)
このページでは、そんな総持寺の「アクセス・駐車場」「見どころ・歴史」「頂いた御朱印」について紹介していきます。
- 総持寺への行き方を知りたい!
- 流汗不動明王って、どんなお不動様なの?
- 総持寺の御朱印を見てみたい…
といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは総持寺がどこにあるのか、アクセス・駐車場情報からいきますね。
内津妙見寺(春日井市)に続いての参拝です!
総持寺(知立市)へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県知立市西町新川48
- 電話:0566-81-0560
- アクセス:知立駅(名古屋鉄道)から徒歩11分
最寄り駅・知立駅から総持寺への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
名鉄名古屋駅から知立駅へは特急で20分(3駅)、急行で25分(7駅)です。
三河白寿観音霊場第6場・西福寺から総持寺へは徒歩17分。逢妻川沿いを歩くのが最短ルートかな
総持寺(知立市)の駐車場
境内西に参詣者駐車場がありました。
車でも安心してお参りできそうです。
駐車場
引き続き、総持寺の見どころ紹介に移ります!
総持寺(知立市)の見どころ
本堂【流汗不動明王】
本堂
総持寺の御本尊「流汗不動明王」は、弘法大師空海自作と伝わる尊像。
人々を病難苦難から救って福徳を施すために、身体からジリジリと汗を流していることから、この名前が付いたそうです。
また、流汗不動明王の脇には、伝教大師最澄作の阿弥陀如来も安置されています。
知立の地には「身代り阿弥陀如来様」という昔話も伝わるようです。
怠け者の夫に見かねた女房が、総持寺の阿弥陀如来のもとへ毎夜通い続けて…、というお話です!
六角堂【愛染明王】
六角堂(左奥)と観音堂(右)
六角堂には、開山慈覚大師円仁作の愛染明王が祀られています。
こちらの愛染明王は、もともと知立神社に建つ多宝塔の本尊だったとのこと(参考:知立神社境内立札)。
明治の廃仏毀釈で撤去されたのち、総持寺に遷ったそうですよ。
お万の方誕生地石碑【長勝院】
於萬之方誕生地石碑
山門脇には「於萬之方誕生地」と刻まれた石碑が建っていました。
徳川家康の側室で、徳川秀康(結城秀康)の生母として知られる女性です。
総持寺(知立市)の歴史・境内風景
開山堂
頂いた印刷物によると、総持寺のはじまりは平安時代前期にあたる嘉祥3年(850年)。
天台宗比叡山第二の座主・慈覚大師円仁僧正によって建立されました。
地蔵堂(右)と四国お砂踏み霊場(左)
なんでも、慈覚大師が知立の地を巡錫中、蝮蛇に噛まれるという事態に。
知立明神に参籠したところ全快したことから、神宮寺としてお寺を建立したんだそうです。
微笑地蔵
今の寺号になったのは、東叡山寛永寺の末寺となった承応2年(1653年)のこと。
神仏分離に際して一度廃絶しますが、大正15年(1926年)に現在地に再建され、今に至るということです(参考:総持寺跡大イチョウ案内板)。
総持寺(知立市)の御朱印
総持寺では「流汗不動明王」の御朱印を記帳していただきました。
「花しょうぶ」のかわいいスタンプも右下に押されています。(自分で選べました!)
加えて、三河新四国霊場・三河白寿観音霊場の専用納経帳にも、それぞれ朱印を拝受しております。
御朱印を頂いた場所や時間などは、以下のリンクをご覧ください。
ココまでに載せきれなかった、総持寺の境内風景(見どころ)をお届けします。
写真4枚にギュッと凝縮しました!
- 水かけ不動
体の悪い所へ水をかけて病気平癒を祈願します。地下から湧出する霊水です - 水子地蔵
後ろが水琴窟になっています。水を注ぐと心安らぐ音色が聴こえてきました - ウスサマ明王
トイレの守護神。下の病気、寝たきり、痴呆防止のご利益があるそうです - おもかる抱き地蔵
願い事をしたあと持ち上げ、軽く感じたら願いが叶うと伝わります。軽く感じた!(超気合い入れて持ち上げた)
>>[関連]重軽地蔵(おもかる石)のあった神社仏閣まとめ
まとめ【参拝時間】
一願出世不動
- 御本尊:流汗不動明王
- 宗派:天台寺門宗
- 霊場札所など:三河新四国八十八ヶ所霊場第1番札所、三河三不動霊場第1番札所、三河白寿観音霊場第7番札所
※頒布の印刷物、境内看板、三河新四国巡拝地図、三河白寿観音霊場納経帖をもとに作成
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 総持寺の御本尊「流汗不動明王」は、弘法大師自作と伝わる尊像
- 六角堂には、知立神社多宝塔の本尊だった愛染明王を祀る
- 山門前には、徳川秀康の生母「お万の方誕生地」の石碑も
三弘法へお参りして総持寺にお参りしないのは「片参り」だと言われているそう。
先日、三河三弘法を結願しており、ようやく参拝することができました!
なお、僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて30分強でした。観光・お出かけの参考にしていただければと思います
岩塚七所社(名古屋市中村区)日本武尊腰掛岩
さて、日を改めて、総持寺の次にお参りしたのは七所社(しちしょしゃ)。
尾張三大奇祭の1つ「きねこさ祭り」で有名な神社です。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【岩塚七所社】
岩塚七所社(名古屋市中村区)にお参りしたので、「アクセス・駐車場」「見どころ・歴史」「頂いた御朱印」についてまとめておきます。尾張三大奇祭の1つ「きねこさ祭り」で有名。境内には「延喜式内」の石碑とともに御田神社も鎮座しています。
総持寺(知立市)周辺の神社仏閣
- >>密蔵院(徒歩13分・三河三弘法&三河新四国八十八ヶ所第3番「流涕弘法大師」)
- >>西福寺(徒歩17分・三河白寿観音第6番など。境内には「鯖大師」も)
- >>一ツ木神明社(車で5分・地元の偉人「生駒甚兵衛」の記念碑があります)
- >>遍照院(車で7分・三河新四国開創霊場など。向かいの大あん巻きも美味しかった)
三河の神社仏閣一覧
愛知県三河エリアの神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。