烏森神社(東京都港区新橋)参拝ガイド

なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
烏森神社(東京都港区新橋)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。

この記事に、烏森神社で頂いた御朱印&御朱印帳や神社のご利益、さらには挑戦したおみくじや、アクセス・駐車場情報まで幅広くまとめておきます。

  • 烏森神社ってどんな神社なの?
  • 烏森神社の御朱印を見てみたい!
  • 神社への行き方が気になる…

といった場合などに、ぜひ参考にしていただければと。
まずは、烏森神社がどんな神社なのか、簡単に説明しますね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

稲田神社(愛知県豊川市)に続いての参拝です。この日(と翌日)は都内で神社仏閣巡りを楽しみました!

烏森神社とは【御祭神・由緒】

烏森神社(東京都港区)社殿
社殿(郡菊夫設計)

烏森神社(からすもりじんじゃ)

  • 御祭神:倉稲魂命うがのみたまのみこと天鈿女命あめのうづめのみこと瓊々杵尊ににぎのみこと
  • 社格など:東京福めぐり
  • 例祭日:5月4日、5日、6日
  • 公式サイト:烏森神社

※現地石碑、公式サイトをもとに作成

烏森神社は、JR新橋駅のすぐ近くに鎮座する神社。
カラフルな限定御朱印を求めて、多くの参拝者が訪れる人気スポットです。

御祭神は、倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)が主祭神。
相殿神として、天鈿女命・瓊々杵尊の二柱も祀られています。

歴史(由緒)は平安時代にまで遡り、藤原秀郷が「平将門の乱」を鎮めたお礼に社殿を造営したのが神社の始まりだそうですよ。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

僕が烏森神社を知ったのも御朱印がキッカケでした。烏森神社は、椙森神社(日本橋)、柳森神社(神田)とともに「江戸三森」として古くから崇敬されているそうです

烏森神社の由緒(縁起・歴史)

烏森神社(東京都港区)鳥居
鳥居

  • 天慶3年(940年):平将門が関東で乱を起こす(平将門の乱)
  • 征討将軍・藤原秀郷ひでさとが武蔵国の稲荷に戦勝祈願した際、白狐が現れて白羽の矢を与える
  • 秀郷は白羽の矢を持ち、速やかに乱を鎮める
  • 秀郷が御礼として一社を勧請しようとすると、夢に白狐が現れて、神烏の群がる所が聖地だと告げる
  • 桜田村の森まで来たところ、夢想のごとく烏が群がっていたため社頭を造営する(烏森稲荷社の始まり&”烏森”の由来)

烏森神社(東京都港区)手水舎
手水舎

  • 享徳4年(1455年):初代古河公方・足利成氏しげうじが戦勝祈願
  • 江戸時代:二月初午の稲荷祭は江戸で一二を争うものだったと伝わる
  • 明暦3年(1657年):明暦の大火(振袖火事・世界三大大火の一つとも)で江戸中が焼け野原となるも烏森稲荷社のみは類焼を免れる
  • 明治6年(1873年):社名を烏森稲荷社から烏森神社に改める
  • 昭和46年(1971年)12月:社殿を造営する

※現地石碑、公式サイトをもとに作成

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

藤原秀郷は「俵藤太物語」の百足(むかで)退治伝説でも有名。昔、烏森神社のあたりは桜田村と呼ばれていたそうです

烏森神社の御朱印【お守りも】

烏森神社では、ひな祭りの限定御朱印(右上)など、多くの種類の御朱印を頂きました。
今もこうして眺めているだけで気分がアガります。

烏森神社(東京都港区新橋)の限定御朱印とお守り(夏越大祓・大祓の塩)
お守り(左下)と大祓の塩(左上)

上は夏越大祓の特別御朱印です。
御朱印と一緒に、お守り(朱印護符)や「大祓の塩」を頂けたのも嬉しかった!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

塩のキレイな水色は、瀬戸内の済んだ海水塩を天然植物色素で色付けしたんだそうです。ステキ

烏森神社の御朱印帳

烏森神社(東京都港区新橋)の御朱印帳(立皇嗣の礼記念)
御朱印帳(小さいサイズ)

さらに烏森神社では、カラスがあしらわれたカッコイイ御朱印帳も拝受しております。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

烏森神社の御朱印は、基本的に紙での頒布なのですが、御朱印帳を頂くと1ページ目に手書きしてもらえるのが嬉しかった!

御朱印の頂き方(場所・値段・受付時間)や、僕がお参りした際の混雑状況など、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

>>烏森神社の御朱印&御朱印帳
烏森神社のおもなお祭り(年中行事)

烏森神社(東京都港区新橋)神輿庫
神輿庫

  • 2月1日~3日:節分祭(鈴祓い)
  • 5月4日~6日:例大祭
  • 6月30日:夏越大祓(茅輪くぐり)
  • 7月1日~7日:七夕まつり
  • 12月31日:年越大祓

※公式サイトをもとに作成

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

例大祭(5月5日)には2年に1度、神輿渡御が行われるとのこと(例年西暦の偶数年)。新橋×神輿のコラボ、一度は生で見てみたい!

烏森神社のご利益

烏森神社(東京都港区新橋)参道(居酒屋)
参道。脇に居酒屋・焼き鳥屋もあって面白い

公式サイトによると、烏森神社のご利益はおもに以下の4つ。
それぞれのご利益には、カッコ内に示した御祭神・縁起が関係しています。

  • 商売繁盛(ウガノミタマ)
  • 技芸上達・芸能(アメノウズメ)
  • 家内安全(ニニギノミコト)
  • 必勝祈願の成就(藤原秀郷が平将門の乱を鎮めた縁起)

また、烏森神社には癌封じのお守りもありました。
以下は、神社の公式Twitterからです。

ツイートのとおり、問い合わせも多いようですね。
烏森神社のご利益について、さらに詳しくは以下の記事をご覧ください。

>>烏森神社のご利益まとめ

おみくじ【心願色みくじ】

烏森神社(東京都港区新橋)心願色みくじ書き処

ご利益に関連して、烏森神社で人気なのが「心願色みくじ」。
得たいご利益(願い事)のジャンルによって、以下の4色に色分けされた、ユニークなおみくじです。

  • 赤:恋愛・良縁・縁結び
  • 黄:金運・幸運・商売繁盛
  • 青:厄払い・仕事・学業
  • 緑:健康・家庭・交通安全

ということで、僕も良縁を願って赤色のおみくじにチャレンジ!
結果は…

烏森神社(東京都港区新橋)おみくじ(心願色みくじ)
一部画像処理を施しています

可もなく不可もない吉。

とはいえ、書かれている内容は未来に明るい希望が持てるモノでした。
当たるとイイな。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

おみくじには「超大吉」も入っています。一緒にもらえる「願い玉」など、さらに詳しくは以下の記事をどうぞ

>>烏森神社のおみくじ【願い玉・時間など】

烏森神社へのアクセス【地図】

烏森神社(東京都港区新橋)アクセスマップ
© OpenStreetMap contributors

  • 住所:東京都港区新橋2-25-5
  • 電話:03-3591-7865
  • アクセス
    • JR新橋駅日比谷口(SL広場)から徒歩2分
    • 新橋駅(東京メトロ銀座線)8出入口から徒歩3分
    • 新橋駅(都営浅草線)烏森口経由で徒歩3分
    • 新橋駅(ゆりかもめ)から徒歩4分

※それぞれの駅出口からの行き方(徒歩ルート)などは、以下の記事をご覧ください

>>烏森神社へのアクセスまとめ【電車・車】

烏森神社の駐車場は?

烏森神社周辺の駐車場(コインパーキング・三井のリパーク新橋3丁目第3)

公式サイトや現地の様子から察するに、烏森神社に参拝者用駐車場はありません
車の場合は、周辺のコインパーキングに停めてお参りされるのがよろしいかと。

参考までに、上の写真は「三井のリパーク新橋3丁目第3」。
神社の南150mほどの場所にあり、駐車料金は15分400円です。

まとめ

烏森神社(東京都港区新橋)力石と木遣塚(きやり塚)
力石(写真手前)と木遣塚(同奥)

最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。

  • 烏森神社では、カラフルでかわいい御朱印を頂ける
  • おもなご利益は、商売繁盛・芸能上達・家内安全・必勝の4つ
  • 願い事のジャンルごとに色分けされたおみくじ「心願色みくじ」も人気

参拝前の、テレビで見る新橋のイメージは「中年男性のサラリーマン街&飲み屋街」でした。
しかし、烏森神社には女性の参拝客も多く、新橋のイメージがガラリと変わりましたね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

「明るいパワースポット」といった感じでした。お礼参りが今から楽しみです!


芝大神宮(東京都港区)鳥居・御朱印
芝大神宮

さて、烏森神社をあとにして、次に向かったのは歩いて15分の芝大神宮(しばだいじんぐう)です。

芝大神宮は、平安時代創建の「関東のお伊勢さま」。
東京十社の1つで、縁結びや金運のご利益でも人気です。
以下から次のページへお進みください。

次のページはこちら【芝大神宮】

烏森神社の関連ページ一覧

烏森神社周辺の神社仏閣

  • >>愛宕神社(徒歩12分・愛宕山の山頂に鎮座。出世の石段がキツかった…!)
  • >>増上寺(都営三田線で1駅・東京タワー近く。徳川家康ゆかりの「勝運」のお寺)
  • >>日枝神社(東京メトロで2駅・江戸城の鎮守。山王祭は江戸三大祭りの筆頭)
  • >>赤坂氷川神社(東京メトロで2駅・東京十社の1つ。縁結びや厄除けのご利益で有名)

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