なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
縣神社(岐阜県多治見市)にお参りして、気持ちの良い時間を過ごしてきました。
読み方は「あがたじんじゃ」。
小高い丘の上に鎮座する銀幣社です。
鳥居・幟・社号標
このページでは、そんな縣神社の「歴史・境内風景」「頂いた御朱印」「アクセス・駐車場」について紹介していきます。
- 縣神社の概要について知りたい!
- 境内から初日の出が見れるって聞いたけど?
- 駐車場は完備されているのか気になる…
といった場合などに、参考にしていただければと。
さっそくいきますね。
青龍山長福寺(多治見駅近く)に続いての参拝です!
縣神社(多治見市)の歴史【境内風景】
拝殿。初詣の時期にお参りしたので門松が
- 御祭神:大荒田命(倭建命三世の孫、邇波県君の祖)
- 社格など:銀幣社、村社
- 例祭日:10月15日
- 神紋:五三桐
- 相殿:山之神神社、神明神社、秋葉神社、愛宕神社、津島神社、八坂神社、白山神社、大神宮、大鍬神社、金刀比羅神社
※頂いた由緒・御朱印、岐阜縣神社名鑑(岐阜県神社庁,2017)、岐阜県神社庁Webサイトをもとに作成
頂いた由緒によると、縣神社の創建年暦は不詳とのこと。
ただし、由緒にはソレとともに「寛永年間(1624-44)に、美濃国可児郡野中郷北山麓(現在の光ヶ丘、多治見ICあたり?)に鎮座した」旨の記載もあります。
また「延宝4年(1676年)12月16日に再建造営」の棟札もあることから、少なくともコレ以前から神社があったのは間違いないようです(明治6年1月には村社に列格)。
本殿
昭和に入り、中央自動車道の建設計画がスタートすると、縣神社は旧社地からの移転を余儀なくされることに。
昭和47年(1972年)3月に、山之神神社(現在は相殿)の境内だった今の場所に遷座し、今に至るということです。
五穀豊穣・平穏無事・開拓・安産・交通安全などの守り神として崇拝されている神社です!
縣神社の境内社【二社】
拝殿でお参りしたあとは、境内社へ。
こちらは宇加御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る、末広稲荷神社です。
縁起が良さそうな社名だ…!
境内裏手の石段
末広稲荷神社の写真をもう1枚。
境内裏手から石段をのぼり、千本鳥居をくぐるという流れに、ちょっとした山王稲荷神社っぽさ(赤坂山王日枝神社末社)を感じました。
護国神社
そしてもう一社は、社殿向かって右に鎮座する護国神社です。
護国の英霊を御祭神として祀ります。
縣神社からの眺め【初日の出も】
境内からの眺め。おもに東の方角を一望できます
縣神社は小高い丘の上に鎮座しており、境内から多治見市の東半分と、その先の景色が一望できます。気持ち良かった…!
方角的に、上の写真奥にうっすら見えているのは、恵那山や南アルプスでしょうか。
とはいえ、あまり自信がありません(笑)
縣神社から北東を望む
こちらは少し北を向いて撮った1枚です。
左端に、多治見インターモールのニトリ・エディオン・アルペンといった看板が写っています。
縣神社の旧社地も、あのあたりなのかな?
また、境内からは初日の出も見られるんだとか(参考:JAとうと 陶都信用農業協同組合)。
これだけ東に視界が開けていれば、さぞかしキレイな日の出が見られることでしょう。
地元の方が羨ましいです!
拝殿扁額
ココまでに載せきれなかった、縣神社の境内風景をお届けします。
写真4枚にギュッと凝縮しました!
- 石段
鳥居からの石段はかなり急でした。ちょっと怖かった(笑) - どんど焼き?
どんど焼きの準備中でしょうか。お正月ならではの光景かも - 手水舎
手水石に水は張られておらず、プッシュ式の消毒剤が置かれていました。新しい参拝様式 - 祓所
社殿手前に、手水舎と対になるカタチで設置されています。祓所で合ってるかな…
縣神社(多治見市)の御朱印
縣神社では、岐阜県特有の社格である「銀幣社」の印影が入った御朱印を記帳していただきました。
御朱印を拝受した場所や時間などは、以下のリンクにまとめてあります。
>>[詳細]縣神社(多治見市)の御朱印|場所や時間など縣神社(多治見市)へのアクセス【地図】
- 住所:岐阜県多治見市赤坂町1-57
- 電話:0572-23-2932
- アクセス:小泉駅(JR太多線)から徒歩11分
最寄り駅・小泉駅から縣神社への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
道順はシンプルですが、線路沿いの歩道がかなり狭くなっていました。
それなりに交通量もあったので、歩いてお参りされる場合は、どうぞお気を付けくださいませ
縣神社(多治見市)の駐車場
境内南に駐車場がありました。
坂道に設置されており、勾配がかなり急でしたが、車でも安心してお参りできそうです。
まとめ【参拝時間】
水神・山神(末広稲荷神社参道)
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 縣神社は、大荒田命を御祭神として祀る銀幣社
- 中央自動車道の建設に伴い、現在地に遷座した歴史を持つ
- 境内からの眺めはバツグン。初日の出も見られる模様
なお、僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて20分強でした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
池原神社(多治見市大原町)
さて、縣神社の次に向かったのは、西へ2.5kmの場所にある池原神社(ちはらじんじゃ)です。
上の画像をご覧ください、遠くからの眺めが、どこか「天空の城」のような雰囲気でカッコ良かった…!
お参りしたときのことは、以下のページにまとめてあります。
次のページはこちら【池原神社】
池原(ちはら)神社(岐阜県多治見市)に参拝したので「歴史・境内風景」「頂いた御朱印」「アクセス・駐車場」についてまとめました。JR小泉駅から徒歩33分。遠くからの眺めが、どこか「天空の城」のような雰囲気でカッコいい神社です。
縣神社(多治見市)周辺の神社仏閣
- >>白山神社(車で7分・境内一帯が縄文時代の集落遺跡「白山神社遺跡」に)
- >>本土神社(車で9分・多治見金幣社三社巡りの1つ。向かいには長福寺も)
- >>虎渓山永保寺(車で9分・国宝2つ&国指定名勝の庭園あり。紅葉の名所としても有名)
- >>内々神社(車で9分・内津妙見寺に隣接。こちらには愛知県指定名勝の庭園あり)
岐阜県の神社仏閣一覧
岐阜県の神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。