なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
円通山松秀寺(愛知県刈谷市)にお参りしました。
刈谷万燈祭で知られる秋葉社に隣接。境内に天誅組に参加した宍戸弥四郎の墓がある、曹洞宗のお寺です。
山門(朝鮮式鐘楼門)
このページでは、そんな松秀寺の「アクセス・駐車場」「見どころ・歴史」「頂いた御朱印」について紹介していきます。
- 松秀寺に駐車場があるのか知りたい!
- 市指定文化財の観音像があるって聞いたけど?
- 松秀寺の御朱印を見てみたい…
といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは松秀寺がどこにあるのか、アクセス・駐車場情報からいきますね。
久国寺(名古屋市北区・岡本太郎の鐘があるお寺)に続いての参拝です!
松秀寺へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県刈谷市銀座2-100
- 電話:0566-21-1222
- アクセス:刈谷市駅(名鉄三河線)から徒歩6分
最寄り駅・名鉄刈谷市駅から松秀寺への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
名古屋駅から向かう場合、JR刈谷駅で名鉄に乗り換える方法と、名鉄知立駅で三河線に乗り換える方法の2通りがあります。
(名古屋駅から)刈谷市駅までの所要時間は、どちらも40分ほどです。
僕はJRを使うことが多いかな。名古屋駅から刈谷駅まで新快速で19分(3駅)です
松秀寺の駐車場
山門とは反対側の道路に、アスファルト舗装された参拝者駐車場がありました。
車でも安心してお参りできそうです。
参拝者駐車場
引き続き、宍戸弥四郎の墓など、松秀寺の見どころ紹介に移ります!
松秀寺(刈谷市)の見どころ
宍戸弥四郎の墓【天誅組】
宍戸弥四郎の墓
松秀寺の境内には、天誅組に参加した宍戸弥四郎の墓がありました。
天誅組とは、幕末の動乱期に天皇を中心とした国づくりを目指して立ち上がった集団。
宍戸弥四郎は軍の合図係として活躍し、最期は天誅組と運命を共にしたということです。
宍戸弥四郎生誕の地
また、お寺から南西へ450mの場所には、宍戸弥四郎生誕地の石碑も建っていました。
信号交差点「元中根」のすぐそばです。
近くの十念寺には、こちらも刈谷藩出身で天誅組の総裁として活躍した、松本奎堂の墓があります!
本堂【歴史】
本堂
寺伝によると、室町時代にあたる寛正4年(1463年)に、十王山松秀寺と号したのがお寺のはじまり(参考:刈谷市教育委員会案内板)。
その後、正徳5年(1715年)に長円寺(西尾市)の第13世・通方円達和尚が中興開山となり、山号を円通山に改めたそうです。
曹洞宗となったのも同じ時。もともとは真言宗だったとお寺の方がお話してくださった記憶が残っています(違っていたらゴメンなさい…)
十一面観音【市指定文化財】
観音堂
観音堂に祀られる十一面観世音立像は刈谷市指定文化財。
延宝4年(1676年)に、刈谷の町人太田忠右衛門長正が寄進したものです。
観音堂の中にお邪魔すると、中央に帳(とばり)がかけられていました。
奥に観音様がいらっしゃるのをイメージしてお参りしましたよ。
向かって左には阿弥陀如来、右には弘法大師が祀られていました!
松秀寺の御朱印
松秀寺では「南無釋迦牟尼佛」の御朱印を拝受しました。
御朱印を頂いた場所や時間などは、以下のリンクをご覧ください。
ココまでに載せきれなかった、松秀寺の見どころ(境内風景)をお届けします。
写真4枚にギュッと凝縮しました!
- 賓頭盧尊者(びんずる尊者)
自分の悪い所(患部)を撫でてお願いすると、治してくれると言われています - 狛犬
よく見るのとはちょっと違う、個性的なカタチでかわいい…! - 鐘楼
山門の真下から見上げた光景。何となく櫛田神社の干支恵方盤を思い出します - 十王堂(?)
山門くぐってすぐ左の小さなお堂。十王が祀られていたと記憶しています
まとめ【参拝時間】
石仏群(写し霊場?)
- 御本尊:釈迦牟尼仏
- 宗派:曹洞宗
- 僕の参拝所要時間:約30分(御朱印拝受の時間含む)
※御本尊と宗派は現地案内板(刈谷市教育委員会)をもとに作成
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 松秀寺は、名鉄刈谷市駅から徒歩6分の場所にある曹洞宗のお寺
- 境内には、天誅組に参加した宍戸弥四郎の墓がある
- 観音堂に祀られる十一面観世音立像は、刈谷市の指定文化財
お寺近くのタワーマンション(エクセルグランデ刈谷銀座タワー)
かつて、お寺前の道路はアーケード商店街だったそう。
お参り中、お墓参りに来た年配の方がタワーマンションを指さしながら…
ワシは昔、あそこでお店をやっとったんじゃ
と笑顔で教えてくださったんです。
変わりゆく街並みと、変わらないお寺。
お墓参りに戻っていく、おじいさまの背中を見ながら、いろいろな感情が湧き上がってくるのを感じました。
秋葉社(秋葉神社)
さて、松秀寺の次は、境内からひと続きになった秋葉社(あきばしゃ)にもお参り。
冒頭で触れたとおり、刈谷万燈祭は秋葉社の祭礼です。
もともとは松秀寺の境内に秋葉堂として建立され、明治の神仏分離で神社として独立したそうですよ。
以下から次のページへお進みください。
秋葉社(刈谷市銀座)にお参りしました。このページに神社の「見どころ・ご利益」「歴史」「頂いた御朱印」「アクセス・駐車場」についてまとめておきます。名鉄刈谷市駅から徒歩5分。天下の奇祭・刈谷万燈祭(愛知県無形民俗文化財)で有名な神社です。
松秀寺周辺の神社仏閣
- >>本刈谷神社(徒歩16分・秋祭りの餅投げは刈谷市内最大規模との呼び声も)
- >>小垣江神明神社(車で8分・小垣江町三社巡りの1つ。カラフルな月替わり御朱印を拝受)
- >>村木神社(車で8分・村木砦の戦いで織田信長が本陣を張った場所)
- >>森岡極楽寺(車で9分・知多四国7番。戦国時代に武士の宿坊として使われていたとも)
三河の神社仏閣一覧
愛知県三河エリアの神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。