なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
内津妙見寺(愛知県春日井市)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。
延喜式内社の内々神社に隣接。
「内津の妙見さん」として親しまれている、天台宗のお寺です。
山門
このページでは、そんな内津妙見寺の「アクセス情報」「見どころ・ご利益」「歴史」について紹介していきます。
- 内津妙見寺への行き方を知りたい!
- 内津妙見寺のご利益は?
- 実際にお寺にお参りした人の話を聞きたい…
といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは内津妙見寺がどこにあるのか、アクセス情報からいきますね。
内々神社に続いての参拝です!
内津妙見寺へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県春日井市内津町17
- アクセス:高蔵寺駅からバスで30分
(名鉄バス 72系統 内々神社行き)
高蔵寺駅北口「3のりば」から、内々神社行きのバスが出ています。運賃は560円です。
高蔵寺駅北口「3のりば」
なお、バスの本数はかなり少なめ。
帰りを含め、お出かけ前にバスの時刻表を確認しておくことをオススメします。
内津妙見寺の見どころ
本堂【ご利益】
本堂(旧護摩堂)。翼のある龍が彫られています
内津妙見寺の御本尊は妙見大菩薩。
境内頒布の略縁起によると、開運・息災延命・家内安全・商売繁盛の霊尊なんだとか。
寺紋でしょうか。北斗七星モチーフに見えます
そして、妙見大菩薩のご神体は北辰(北極星・北斗七星)とのこと。
北極星は、古くから「勝利をもたらす星(七陽破軍星)」として、戦国大名に信仰されてきたそうですよ。
引き続き、内津妙見寺の境内風景とともに、お寺の歴史について簡単にまとめておきます!
内津妙見寺の歴史・境内風景
御札所
略縁起によると、内津妙見寺の創建は嘉暦年間(1326年~1329年)。
密蔵院(熊野町)開山の慈妙上人が、妙見大菩薩を祀ったのが始まりとされています。
弘法大師と地蔵菩薩(?)
江戸時代には尾張藩との関係が深く、名古屋城の鬼門除けを任されていたそうで、略縁起には「嘉永3年(1850年)には尾張大納言ご病気平癒の修行を行っています」との記載もありました。
大黒尊天・恵比寿天
昔は内々神社の神宮寺(別当寺)だった内津妙見寺。
しかし、明治元年(1868年)の神仏分離令によって神社との関係は解消され、今に至るということです。
内々神社庭園と本殿(写真奥)
内々神社庭園(県指定文化財)は、社殿の背後に位置する珍しい配置。
もともとは、社殿の場所に内津妙見寺の書院があり、書院から見る観賞用として庭園が造られたのではという見方もあるようです。
その一方で「神を降臨させる祭祀の場としての斎庭」として築かれたのではないかとする説も。興味深く拝読した2つのリンクを載せておきます
- >>[参考1]内々神社庭園現況調査に関する報告(PDF)
- >>[参考2]内々神社の岩石信仰|吉川宗明
まとめ【参拝時間】
本堂扁額(北辰妙見殿)
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 内津妙見寺は、高蔵寺駅からバスで30分の場所にある天台宗の寺院
- 北辰(北極星・北斗七星)をご神体とする、妙見大菩薩が御本尊
- 嘉暦年間(1326年~1329年)に、密蔵院開山の慈妙上人によって開創された
ちなみに略縁起には、「秩父神社(埼玉県)・八代神社(熊本県)と並ぶ、日本三大妙見の1つ」といった旨の記載もありました。
ほかに、相馬中村神社(福島県)・能勢妙見山(大阪府)・名草神社(兵庫県)なども、日本三大妙見の1つとして紹介されることが多い気がします。
そうだそうだ、僕の参拝所要時間は10分ほどでした。観光・お出かけの参考にしていただければと!
総持寺(知立市)本堂
さて、日を改めて、内津妙見寺の次にお参りしたのは総持寺(そうじじ)。
知立神社の元神宮寺で、弘法大師自作の「流汗不動明王」を祀る天台寺門宗のお寺です。
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次のページはこちら【総持寺】
神路山総持寺(愛知県知立市)にお参りしました。このページにお寺の「アクセス・駐車場」「見どころ・歴史」「頂いた御朱印」についてまとめておきます。知立神社の元神宮寺で、弘法大師自作の流汗不動明王が御本尊の天台寺門宗のお寺です。
内津妙見寺周辺の神社仏閣
- >>内々神社(徒歩0分・社殿&庭園が県指定文化財の延喜式内社)
- >>縣神社(車で9分・小高い丘の上に鎮座する銀幣社。見晴らしが素晴らしかった…!)
- >>池原神社(車で10分・遠くからの眺めが「天空の城」っぽくてカッコいい銀幣社)
- >>新羅神社(車で11分・多治見金幣社三社巡りの1つ。社殿は市指定有形文化財)
尾張の神社仏閣一覧
愛知県尾張エリアの神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。