なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
頭護山如意寺(名古屋市緑区)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。
如意寺は、尾張六地蔵霊場第4番&四国直伝弘法八十八ヶ所霊場第3番。
人々を飢餓から救ったとの言い伝えがある「蛤地蔵」を安置する、曹洞宗のお寺です。
山門。鳴海保育園が併設されています
このページでは、そんな如意寺の「アクセス・駐車場情報」「見どころ」「頂いた御朱印」「歴史」について紹介していきます。
- 如意寺への行き方を知りたい!
- 「せき地蔵」もあるって聞いたけど?
- 如意寺の御朱印を見てみたい…
といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは如意寺がどこにあるのか、アクセス・駐車場情報からいきますね。
住吉社(熱田区新尾頭)に続いての参拝です!
如意寺(鳴海町)へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県名古屋市緑区鳴海町字作町85
- 電話:052-623-9168
- アクセス:鳴海駅(名鉄名古屋本線)西口から徒歩4分
最寄り駅・鳴海駅から如意寺への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
名鉄名古屋駅から鳴海駅へは急行で4駅(14分)です。
尾張六地蔵第3番・地蔵院からは名鉄の普通列車を利用すればOK。乗車区間は桜駅~鳴海駅です(3駅・10分)
如意寺(鳴海町)の駐車場
参道左に、鳴海保育園との共同駐車場がありました。
収容台数は8台ほどだったと記憶しています。
駐車場
引き続き、蛤地蔵やせき地蔵といった、如意寺の見どころを紹介していきます!
如意寺(鳴海町)の見どころ
地蔵堂【蛤地蔵】
地蔵堂
地蔵堂の地蔵菩薩は「蛤(はまぐり)地蔵」と呼ばれています。
書籍・愛知札所めぐりによると、かつて大飢餓になった際、お地蔵さまの足元から大量の蛤が現れて、人々を飢餓から救ったんだとか。
また、名古屋市のページには「昔、正月に歩射の行事で蛤を放生したので、蛤地蔵の名がある」との記載もありましたよ。
江戸時代ごろまでは、このあたり(鳴海宿近く)まで海の波が打ち寄せていたそう。ハマグリもたくさん獲れたってことかな
弘法堂【せき地蔵】
弘法堂
弘法堂には「せき地蔵(咳地蔵)」が安置されています。
喘息を治すお地蔵さまとして有名なんだそうです。
こちらのお堂にはほかに、弘法大師と十王像もいらっしゃいましたよ。
ちょうどこの日は、部屋の換気をせずにお香を焚いてしまい、喉の調子が悪かったんです(自業自得)。少しでも調子がよくなるようにお祈りしました!笑
本堂【歴史】
本堂
如意寺の開山は、平安時代にあたる康平2年(1059年)。
創建時は青鬼山地蔵寺という真言宗寺院で、鳴海町上ノ山方面にあったそうです。
鐘楼。江戸時代には時の鐘を鳴らし、別名鳴海寺とも言われるそう
その後、弘安5年(1282年)に、長母寺(東区)の無住国師が如意輪観音を本堂に祀り、現在地に移転再興。
今の山号寺号になったのは、応永20年(1413年)のことだそうですよ。
如意寺の御朱印
如意寺では、尾張六地蔵霊場の専用納経帳(御朱印帳)に朱印を頂きました。
「蛤地蔵大菩薩」の右に「行基菩薩御作」とありますね。
御朱印を頂いた場所や時間については、以下のリンクをご覧ください。
>>[詳細]如意寺の御朱印|場所や時間などまとめ
参道入口
- 御本尊:如意輪観世音菩薩、地蔵菩薩
- 宗派:曹洞宗
- 霊場札所など:尾張六地蔵霊場第4番札所、四国直伝弘法八十八ヶ所霊場第3番札所
- 拝観時間:9:00~17:00
※四國直傳弘法八十八ヶ所めぐり、名古屋市Webサイト、書籍・愛知札所めぐりをもとに作成
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 如意寺は、鳴海駅から徒歩4分の場所にある曹洞宗のお寺
- 「蛤地蔵」や「せき地蔵」と呼ばれるお地蔵様が安置されている
- お寺では尾張六地蔵霊場の御朱印を頂いた
なお、僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて15分ほどでした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
弘法山遍照院(知立市弘法町)本堂
さて、日を改めて、如意寺の次にお参りしたのは弘法山遍照院(へんじょういん)です。
遍照院は、三河三弘法(第1番)や三河新四国八十八ヶ所(開創霊場)など、霊場札所がいっぱい。
弘法大師が自ら刻んだ「見返り弘法大師」を御本尊とする、真言宗豊山派のお寺です。
以下から次のページへお進みください。
次のページはこちら【遍照院】
弘法山遍照院(愛知県知立市)にお参りしました。このページに「アクセス・駐車場情報」「見どころ」「頂いた御朱印」についてまとめておきます。三河三弘法の第1番札所で、弘法大師が自ら刻んだ「見返り弘法大師」を祀る「知立の弘法さん」です。
如意寺(鳴海町)周辺の神社仏閣
- >>鳴海八幡宮(徒歩13分・成海神社とともに今川義元から社領寄進の記録が残る)
- >>地蔵院(車で14分・尾張六地蔵第3番&名古屋21大師第15番「湯浴地蔵」)
- >>築地神社(車で15分・熱田神宮からスサノオを勧請した名古屋港総鎮守)
- >>熱田神宮(車で19分・観光モデルコースもご用意しています)
名古屋市の神社仏閣一覧
名古屋市の神社仏閣をエリア別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。