なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
瑞穂山金龍寺(名古屋市瑞穂区)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。
このページで、金龍寺の御本尊&歴史や、頂いた御朱印、アクセス・駐車場情報について紹介します。
- 金龍寺ってどんなお寺なの?
- 金龍寺の御朱印を見てみたい!
- 最寄り駅からの行き方が気になる…
といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは、金龍寺がどんなお寺なのか、簡単に説明しますね。
普照庵龍福寺(昭和区滝子町)に続いての参拝です!
金龍寺とは【歴史】
山門
- 御本尊:十一面観世音菩薩
- 宗派:高野山真言宗
- 創建:昭和15年(1940年)
- 開基:近藤堯常和尚
- 霊場札所など:名古屋二十一大師霊場第19番札所
- 公式サイト:名古屋大観音 金龍寺
- 御真言:オン マカ キャロニキャ ソワカ
- 御詠歌:長谷寺の 流れを結ぶ 金龍寺 ぐぜいのりやく あらたなりけり
※参拝の栞、公式サイト、みずほ検定公式テキスト、書籍・愛知札所めぐりをもとに作成
金龍寺は、名古屋市立大学滝子キャンパスの南にある、高野山真言宗のお寺です。
「名古屋大観音」「瑞穂観音」といった名前でも親しまれています。
十一面観世音菩薩(胎内仏は本尊の10分の1の十一面観音)
御本尊・十一面観世音菩薩は、大和長谷寺観音の分身で高さ7.6m(光背9m)。
屋内仏では名古屋市内最高の高さを誇るそうです。スゴい迫力でした…!
初代住職が長谷寺での寒修行時に、観音様から「長谷寺の楠で我が分身を名古屋に造立せよ」との夢告を受けたんだとか。本堂脇の楠が授与され、金龍寺境内で仏師・小山亀三郎によって彫刻されたそうです!
開基 堯常大和尚石像
- 昭和15年(1940年):高野山大師教会名古屋支部として高野山金剛峯寺より認可(お寺の始まり)
- 昭和20年(1945年):空襲により焼失
- 昭和23年(1948年):現在地に移転
- 昭和28年(1953年):堯常和尚が大和長谷寺で21日間の寒修行
- 昭和31年(1956年):十一面観世音菩薩が完成
※参拝の栞、公式サイトをもとに作成
金龍寺の御朱印
金龍寺で記帳していただいた御朱印です。
墨書きに見える「火防大師」は、弘法大師が火焔を背負った珍しい像。
お寺の方に案内され、間近に拝見することができました。カッコ良かった…!
御朱印を頂いた場所や時間については、以下のリンクをご覧ください。
リンク先では、名古屋二十一大師霊場の専用納経帳に頂いた御朱印も紹介しています。
金龍寺の境内風景と、おもな年中行事の紹介を挟んで、アクセス・駐車場情報に移ります!
金龍寺の境内風景を、写真4枚にギュッと凝縮しました!
- [左上]仁王尊
山門から鋭い睨みを利かせます。背面には烏枢沙摩明王もいましたよ - [右上]お地蔵さま
参道には子安地蔵尊など、たくさんのお地蔵様が並んでいました - [左下]本堂入口
反対側に通り抜けできます。お堂内には脇仏・五色不動明王などステキな仏像がいっぱい! - [右下]三笠山大神
横の三社殿は、御嶽神社・八海山神社・三笠山神社でしょうか
堂内では、内陣下を通り抜けて観音様の足元に出る「内陣くぐり」も体験できるとのことでした(入壇料300円)
- 1月1日:新年護摩祈祷
- 1月5日:鏡開き
- 1月第2日曜日:お砂ふみ
(四国八十八ヶ所霊場、西国三十三観音霊場など) - 1月18日:初観音
- 2月3日:星まつり(節分豆まき)
- 3月21日:春の彼岸法要
- 8月20日:おせがき
- 9月21日:秋の彼岸法要
- 10月第4土曜日:不断念誦行道
- 毎月18日:十一面観音ご縁日
- 毎月21日:弘法大師ご縁日
- 毎月28日:五色不動ご縁日
※参拝の栞、公式サイトをもとに作成
「不断念誦行道(ふだんねんじゅぎょうどう)」では、人が交替しながら24時間かけて真言を唱え、大観音の足元をまわるそうです!
金龍寺へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県名古屋市瑞穂区亀城町5-31-3
- 電話:052-881-5261
- アクセス:桜山駅(地下鉄桜通線)5番出口から徒歩11分
- 拝観時間:8:00~17:00
※拝観時間は書籍愛知札所めぐりによる
名古屋駅から桜山駅へは地下鉄桜通線で1本。
名古屋駅から金龍寺までの移動にかかる、全体の所要時間はおよそ30分です。
海上寺(名古屋21大師霊場第18番札所)から金龍寺へは北へ徒歩12分ほど。距離にして950mです!
金龍寺の駐車場
山門横に3,4台停められそうな駐車場がありました。
クルマでも安心してお参りできそうです。
駐車場
まとめ
納骨堂(右)と高野槙(左・高野山から移植)
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 金龍寺は名古屋市立大学の南にある、高野山真言宗のお寺
- 本尊・十一面観世音菩薩は、屋内仏では名古屋市内最高の高さを誇る
- お寺では、十一面観音&火防大師の墨書き入りの御朱印を頂いた
御朱印を受けたあと、十一面観音の足元が見える場所まで案内してくださったり、火防大師ご宝前の「五体大師」を見せてくださったりと、お寺の方には大変良くしていただきました。
30分強は境内で過ごしていたかと思います。参拝所要時間のめやすにしていただければ幸いです!
龍王山海上寺(瑞穂区直来町)客殿
さて、金龍寺の次にお参りしたのは、龍王山海上寺(かいじょうじ)。
母乳満足&調節のご利益があるとされる「乳花薬師(ちばなやくし)」を祀る、真言宗豊山派のお寺です。
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龍王山海上寺(名古屋市瑞穂区)に参拝しました。このページにお寺の「アクセス・駐車場情報」「見どころ・ご利益」「頂いた御朱印」などをまとめておきます。名古屋21大師霊場第18番札所。「乳花薬師」の名前で親しまれる、真言宗豊山派のお寺です。
金龍寺周辺の神社仏閣
- >>龍福寺(徒歩10分・興正寺が女人禁制だった時代に、女性でも参拝できるよう建立)
- >>大喜寺(徒歩20分・境内に尾張最古の石仏「大松石地蔵」がありました)
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- >>熱田神宮(車で9分・観光モデルコースもご用意しています)
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