仁王門(多気町指定文化財)
なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
丹生大師神宮寺(三重県多気町)にお参りしました。
弘法大師の師匠・勤操大徳の開山。空海42歳の自作像を安置するVISON(ヴィソン)近くのお寺です。
このページには、丹生大師のアクセス・駐車場情報や頂いた御朱印、お寺の歴史についてまとめておきますね。
「にうだいし」とも「にゅうだいし」とも読むようです。入海神社(愛知県東浦町)に続いての参拝です!
丹生大師へのアクセス【地図】
- 住所:三重県多気郡多気町丹生3997
- 電話:0598-49-3001
- アクセス
- 勢和多気IC(紀勢自動車道)から5分
- JR多気駅から町営バス多気勢和線「丹生大師」バス停下車すぐ(平日のみ)
- トイレ:あり(寺務所)
僕はヴィソンから車でお参りしました。10分ほどで到着しましたよ
丹生大師の駐車場
仁王門脇に無料駐車場があります。
また、ふれあいの館にも停められるようです。隣接する丹生神社の鳥居前に「駐車の方はふれあいの館にお入れ下さい」の掲示がありました。
ふれあいの館は道の駅のような雰囲気。地元の特産品がたくさん並んでいました!
丹生大師の御朱印
>>[詳細]丹生大師の御朱印|時間など丹生大師の歴史【由緒】
本堂(観音堂・町指定文化財)
丹生大師は弘法大師の師匠・勤操大徳が、宝亀5年(774年)に丹生神社の別当として開創。
弘仁4年(813年)には、弘法大師が伊勢神宮参拝の途中に自ら訪れ、七堂伽藍を整備しました。
空海は「聖地高野山に真言密教の根本道場を建立する前に、この地に諸堂を建立し、衆生の苦悩を救わん」と誓ったそうです。
大師堂(御影堂・町指定文化財)
大師堂の御本尊・弘法大師像は、空海42歳の自作像です。
「姿見の池」の水面に自身の姿を映して刻んだとされ、現在も霊験あらたかに鎮座しています(毎月21日に御開帳)。
丹生大師の見どころ
- 池
5月中旬~8月上旬には、たくさんの白睡蓮が花を咲かせます。午前中の鑑賞がおすすめです(参考:三重県観光連盟) - 檜皮葺の燈篭
かつて地蔵堂があったことを示す燈篭。檜皮葺&六角形の様式がユニークです - 回廊
外敵保護の施設だったと伝わる建築物。三重県下唯一とされており、中に入ることもできます - 展望スポット
境内や丹生の街並みを一望できます。丹生は奈良時代~江戸時代中期まで、全国有数の水銀の産地でした
水銀は仏像のメッキや、白粉などの顔料の材料として重宝されていました。奈良東大寺の大仏にも丹生水銀が使われていたそうです
まとめ【参拝時間】
香炉の龍(大師堂)
- 御本尊:十一面観世音菩薩
- 宗派:真言宗山階派
- 霊場札所など:西国四十九薬師霊場第35番札所、東海三十六不動尊霊場第24番札所、三重四国八十八ヶ所霊場第75番札所、伊勢西国三十三所観音霊場第12番札所
- 公式サイト:丹生大師 official site
※公式サイト、東海三十六不動尊霊場巡りガイドブックをもとに作成
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 丹生大師は弘法大師の師匠・勤操大徳を開山とする真言宗山階派のお寺
- 大師堂の御本尊は空海が自ら彫刻した42歳の弘法大師像
- 勢和多気ICから車で5分。山門脇に無料駐車場あり
なお、僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて50分ほどでした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
丹生神社
さて、丹生大師の次は隣の丹生神社(にう/にゅうじんじゃ)にもお参り。
東大寺大仏殿建立の際、聖武天皇が水銀の産出を祈ったとされる延喜式内社です。
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丹生神社(三重県多気郡多気町)に参拝したので、アクセス・駐車場情報や頂いた御朱印、神社の由緒についてまとめました。聖武天皇が東大寺大仏殿建立の際、水銀の産出をこの神に祈ったところ、たちまち水銀が湧出したと伝わる延喜式内社です。
三重県の神社仏閣【市町村別】
三重県の神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。