六角堂長光寺(稲沢市)にお参りしたよ|アクセス・駐車場など

なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
興化山長光寺(愛知県稲沢市)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。

長光寺は、尾張六地蔵霊場の第1番札所。
「六角堂」の通称で親しまれている、臨済宗妙心寺派のお寺です。

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)楼門(仁王門)
楼門(仁王門・稲沢市指定文化財)

このページでは、そんな長光寺の「アクセス・駐車場情報」「見どころ」「頂いた御朱印」「歴史(由緒)」について紹介していきます。

  • 長光寺への行き方を知りたい!
  • 織田信長ゆかりの井戸があるって聞いたけど?
  • 長光寺の御朱印を見てみたい!

といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは長光寺がどこにあるのか、アクセス・駐車場情報からいきますね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

海上寺(乳花薬師・名古屋市瑞穂区)に続いての参拝です!

長光寺(稲沢市)へのアクセス【地図】

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)アクセスマップ
© OpenStreetMap contributors

  • 住所:愛知県稲沢市六角堂東町3-2-8
  • 電話:0587-32-3971
  • アクセス:清洲駅(JR東海道本線)から徒歩14分

最寄り駅・清洲駅から長光寺への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
名古屋駅から清洲駅へは、普通列車で2駅7分です。

長光寺(稲沢市)の駐車場

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)駐車場マップ
© OpenStreetMap contributors

楼門前に、5台分の参拝者駐車場がありました。
車でも安心してお参りできそうです。

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)参拝者駐車場
参拝者駐車場

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

引き続き、地蔵堂や信長ゆかりの井戸など、長光寺の見どころを紹介していきます!

長光寺(稲沢市)の見どころ

地蔵堂【汗かき地蔵】

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)地蔵堂
地蔵堂(六角堂・国指定重要文化財)

境内の真ん中に、美しいフォルムで建っているのが地蔵堂です。
全国的にも珍しい六角円堂で、堂内には重要文化財・鋳鉄地蔵菩薩立像が安置されています。

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)鰐口
鰐口(愛知県指定文化財)

参拝の栞によると、地蔵菩薩は「汗かき地蔵」とも呼ばれ、国家に異変があるときには全身に汗をふきだして人々に知らせる言い伝えがあるんだとか。

ありがたいことに、お寺の方に案内いただき、扉越しにお地蔵様の姿を拝見することができました…!

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

地蔵堂正面の鰐口(上の画像)は、埴原植安の寄進によるもの。埴原植安は六角堂で昼寝していた際に、鷹狩りに来た織田信長に蹴られて起こされ、家臣になったそうです

臥松水【信長愛飲】

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)臥松水
臥松水

境内奥にある「臥松水(がしょうすい)」は、織田信長ゆかりの井戸。

なんでも信長は若かりし頃、長光寺を遊び場にしており、この井戸水を愛飲していたんだそうです。

天下統一への第一歩を踏み出したあとも、信長は清洲城岐阜城まで、この井戸水を取り寄せたとも伝えられているそうですよ。

長光寺(稲沢市)の御朱印

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)の御朱印

長光寺では「延命地蔵大菩薩」の墨書きが入った御朱印をいただきました。
お地蔵さまの印影も見えますね。

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)の御朱印(尾張六地蔵専用納経帳・第1番)
尾張六地蔵霊場の専用納経帳に頂いた御朱印

加えて、尾張六地蔵霊場の専用納経帳(御朱印帳)を拝受し、こちらの納経帳にも朱印を頂いております。

御朱印の拝受場所や受付時間のめやすについては、以下のリンクをご覧ください。

>>[詳細]長光寺の御朱印|場所や時間など

長光寺(稲沢市)の歴史

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)本堂
本堂

参拝の栞によると、長光寺の起源は平安時代後期の応保元年(1161年)。
平頼盛の病が、路傍に安置された地蔵の霊験で全快したため、その地蔵を六角堂に安置したのが始まりです。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

六角堂は法隆寺の大工元勝を用いて創建したそう。平頼盛は平清盛の異母弟で、清盛の男兄弟の中で唯一、壇ノ浦の戦いの後も生き残った人物です

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)観音堂
観音堂(?)

その後、建武3年(1336年)に足利尊氏の祈願所に。
慶長6年(1601年)には、清洲城主・松平忠吉から寺領十石の寄付があり、以降代々の尾張藩主から十石の黒印を拝領したそうですよ。

長光寺の由緒(歴史)

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)鐘楼
鐘楼

  • 応保元年(1161年):平頼盛の寄進で創建と伝わる
  • 建武3年(1336年):足利尊氏の祈願所となる
  • 延元3年(1338年):法相宗に属し長光寺寛林院と称する
  • 明応8年(1499年):臨済宗に改め、現寺号となる
  • 慶長6年(1601年):清洲城主松平忠吉から寺領十石の寄付を受ける

※参拝の栞、書籍・愛知札所めぐりをもとに作成

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

松平忠吉は徳川家康の四男で、江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠の同母弟。徳川四天王の1人・井伊直政の娘婿にあたるそうです!

まとめ

興化山長光寺(六角堂・愛知県稲沢市)十王堂
十王堂

興化山 長光寺(こうかざん ちょうこうじ)

  • 御本尊:地蔵菩薩(聖観音菩薩)
  • 宗派:臨済宗妙心寺派
  • 霊場札所など:尾張六地蔵霊場第1番札所
  • 拝観時間:9:00~17:00

※参拝の栞、書籍・愛知札所めぐりをもとに作成

最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。

  • 長光寺は清洲駅から徒歩14分の場所にある、臨済宗妙心寺派のお寺
  • 地蔵堂(六角堂)の鋳鉄地蔵菩薩立像は「汗かき地蔵」とも呼ばれる
  • 境内には、信長が愛飲したと言われる井戸「臥松水」も

なお、僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて40分ほどでした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。


長沼山萬徳寺(愛知県稲沢市)多宝塔・鎮守堂・御朱印
長沼山萬徳寺(稲沢市長野)の多宝塔と鎮守堂

さて、長光寺をあとにして、次に向かったのは長沼山萬徳寺(まんとくじ)です。

萬徳寺は、尾張三十三観音霊場の第17番札所&東海三十六不動尊霊場の第4番札所。
「ぼたん寺」としても知られ、境内の多宝塔と鎮守堂は、ともに国の重要文化財に指定されています。
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次のページはこちら【萬徳寺】

長光寺(稲沢市)周辺の神社仏閣

  • >>延命院(車で24分・名古屋21大師第4番。「猪武者」福島正則の祈願所)
  • >>少彦名神社(車で25分・薬と健康の神様を祀る。境内には「福うさぎ」も)
  • >>宝蔵院(車で28分・名古屋21大師第10番。御本尊は行基作と伝わる地蔵菩薩)
  • >>間々観音(車で30分・尾張33観音第24番。境内におっぱいがいっぱい)

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