築地神社(名古屋市港区)参拝ガイド

なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
築地神社(名古屋市港区)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。

熱田神宮から勧請した海の守護神・スサノオを祀る、名古屋港の総鎮守です。

築地神社(名古屋市港区)の鳥居と社号標
鳥居と社号標

このページでは、そんな築地神社の「アクセス・駐車場情報」「見どころ・歴史」「頂いた御朱印」について紹介していきます。

  • 築地神社への行き方を知りたい!
  • 築地神社ってどんな神社なの?
  • 築地神社の御朱印を見てみたい…

といった場合などに、参考にしていただければと。
まずは築地神社がどこにあるのか、アクセス・駐車場情報からいきますね。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

本刈谷神社(刈谷市)に続いての参拝です!

築地神社(名古屋)へのアクセス【地図】

築地神社(名古屋市港区)アクセスマップ
© OpenStreetMap contributors

  • 住所:愛知県名古屋市港区千鳥1-9-14
  • 電話:052-661-1431
  • アクセス:築地口駅(地下鉄名港線)2番出口から徒歩6分

最寄り駅・築地口駅から築地神社への徒歩ルートを、上の地図に示しました。
名古屋駅から築地口駅へは、地下鉄で30分ほどです(名古屋~栄~築地口)。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

お急ぎの場合は、JRで金山駅まで行き、ソコで地下鉄に乗り換える方法も。上手くいけば移動時間を10分ほど短縮できます

築地神社(名古屋市港区)西鳥居
西鳥居

築地神社(名古屋)の駐車場

築地神社(名古屋市港区)駐車場マップ
© OpenStreetMap contributors

境内の参道脇に車を停めてお参りできるようでした。
鳥居をくぐって進入できます。

築地神社(名古屋市港区)境内
境内参道。左端に車が見えます

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

引き続き、築地神社の見どころを紹介していきます!

築地神社(名古屋)の見どころ

社殿【歴史】

築地神社(名古屋市港区)拝殿
拝殿

境内石碑によると、築地神社の創建は昭和13年(1938年)。
熱田神宮から、海の守護神と称されるスサノオを勧請して祀ったのが起こりです。

当時、発展の真っ只中だった名古屋港には、新しい住人が次々にやってくる状態。
そんな中「港全体の守護神(人々の拠り所)として産土神社がほしい」という声があがり、神社の建設に動き出したんだとか。

築地神社(名古屋市港区)浅井作左衛門翁頌徳碑
浅井作左衛門 頌徳碑

神社建設の中心となったのは、境内に頌徳碑も建つ、千代田組社長の浅井作左衛門。
名古屋港開港の功労者・奥田助七郎の提案もあり、千鳥ヶ浜海水浴場の運営利益などを神社の建設費にあてたそうですよ。

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

千鳥ヶ浜海水浴場があったのは、現在「ブルーボネット(ワイルドフラワーガーデン)」がある「潮見ふ頭」。昭和30年(1955年)まで存在していたそうです!

>>[参考]ぶらり港まち新聞 2013年夏号

神御衣奉献祭【熱田神宮】


熱田神宮御衣祭(YouTubeより)

毎年5月13日に行われる神御衣奉献祭は、熱田神宮の神様の衣替えの儀式「御衣祭(おんぞさい)」に伴うもの。

熱田大神の衣を作る絹(和妙にぎたえ)と麻(荒妙あらたえ)を、熱田神宮に奉献する行事で、現在では伊勢神宮と熱田神宮だけに残る古儀なんだそうです。

>>[参考]築地神社(港区)|名古屋市

築地神社(名古屋市港区)斎機殿
織殿(斎機殿)

また、1942年(昭和17年)には、熱田神宮から織殿(斎機殿・熱田神宮旧神楽殿)をいただいたとの由緒も(前掲のぶらり港まち新聞より)。

愛知縣神社名鑑の記載から推察するに、上の建物が織殿だと思われます。
(神社は社務所を残し戦災で一度焼失。その後、織殿は昭和24年建築とあり)

ぼく(なごやっくす)ぼく(なごやっくす)

ちなみに、神社名鑑の特殊神事の項には「名古屋みなと祭」の名前もありました。みなと祭は築地神社の祭礼でもあるんですね

築地神社(名古屋)の御朱印

築地神社(名古屋市港区)の御朱印

築地神社では「名古屋港総鎮守」の印影が入った御朱印を頂きました。
御朱印を頂いた場所や時間などは、以下のリンクをご覧ください。

>>[詳細]築地神社の御朱印|場所や時間など

まとめ

築地神社(名古屋市港区)手水舎
手水舎

築地神社(つきじじんじゃ)

  • 御祭神:素戔嗚尊
  • 社格など:七等級、旧郷社
  • 例祭日:10月23日
  • 神紋:五三桐竹
  • 境内社(末社):築地霊社、金刀比羅社、出雲社、秋葉社
  • 公式Facebook:名古屋港総鎮守 築地神社

※現地石碑、公式Facebook、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)をもとに作成

最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。

  • 築地神社は、築地口駅から徒歩6分の場所にある名古屋港総鎮守
  • 昭和13年に、熱田神宮からスサノオを勧請したのが神社の始まり
  • 毎年5月には、熱田神宮に絹や麻を奉献する「神御衣奉献祭」も

なお、僕の参拝所要時間は、御朱印拝受の時間を含めて30分弱でした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。


伊勝八幡宮(名古屋市昭和区)拝殿・御朱印
伊勝八幡宮(昭和区)拝殿

さて、築地神社をあとにして、次に向かったのは伊勝八幡宮(いかつはちまんぐう)

御朱印にもその姿が見える「陶製瀬戸鉄釉狛犬」は、県の指定文化財になっています。
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