なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
八事御嶽神社(名古屋市天白区)にお参りしました。
明治大正両天皇が、陸軍(特別)大演習を統監した、御幸山に鎮座する神社です。
看板「御嶽神社」
境内に近づくと、見えてきたのは「御嶽神社」の看板。奥に見えるのは拝殿です。さらに近づいてみると…
本殿(右)と拝殿(左)
ご覧のとおり、道路から本殿が丸見え。なんだか新鮮…!
(とはいえ、少し前にお参りした東郷白鳥神社も同様でしたが笑)
このページには、八事御嶽神社の「歴史」「頂いた御朱印」「アクセス・駐車場情報」についてまとめておきますね。
須佐之男社(中村区太閤3)に続いての参拝です!
八事御嶽神社の歴史【境内風景】
拝殿
- 御祭神:御嶽大神、大穴牟遅大神(大名持神)、少彦名大神、普寛霊神、覚明霊神
- 社格など:十四等級、旧無格社
- 例祭日:4月15日
- 公式ページ:名古屋・八事 御嶽神社|富士浅間神社
※公式ページ、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)、天白歴史探訪マップ(天白区役所編集,2013)をもとに作成
神社の読み方は、天白歴史探訪マップの振り仮名を参考にしています。とはいえ、御祭神の並びを見るに「おんたけじんじゃ」と読んでもおかしくなさそうです
愛知縣神社名鑑によると、神社の創建年代は不明ですが、明治6年(1873年)に太政官布達により一度廃祭。
その後、同12年に崇敬者の熱望によって、共祭公許となったそうです。
明治4年の太政官布告「官社以下定額・神官職制等規則」に際して、一度廃社となったあと、同12年の内務省命令に合わせて復活したということでしょうか(参考:佐賀県公文書館)
鳥居。葉が生い茂っています
また、天白歴史探訪マップによると、以前は堀川端に社があり、明治21年(1888年)に現在地に遷座したんだとか(愛知縣神社名鑑には明治31年に遷座とあり)。
その後、平成8年(1996年)頃まで荒廃していましたが、境内地の北半分を売却し、現社殿を造営したということです。
ちなみに、神社北のマンション「パークコート八事御幸山」の完成が平成10年となっています。以前はココが神社の境内地だったのかもしれません
八事御嶽神社の御朱印
八事御嶽神社の御朱印です。
こちらは東郷町の富士浅間神社で記帳していただきました。
(八事御嶽神社の)境内に、書き置きの御朱印も用意されていましたよ。
以下のリンクでは、近くの御幸山公園に建つ2つの石標(「明治天皇八事御野立所」など)も紹介しています!
八事御嶽神社へのアクセス【地図】
最寄り駅(塩釜口駅と八事駅)からの徒歩ルートを、上の地図に示しました。
どちらの駅から歩いても、神社まではおよそ1kmです。
神社入口
八事御嶽神社の駐車場
神社専用の駐車場は見当たりませんでした。
僕が利用したことのある、近くのコインパーキング「三井のリパーク御幸山」を紹介しておきます。駐車料金は60分200円でした。
八事御嶽神社まで歩いて8分とやや距離がありますが(500m)、途中で塩竈神社や御幸山公園に寄ることができます!
三井のリパーク御幸山
狛犬
ココまでに載せきれなかった、八事御嶽神社の境内風景をお届けします。
写真4枚にギュッと凝縮しました!
- 手水石
竹と石に風情があってステキです - 石灯籠(その1)
- 石灯籠(その2)
- 霊神碑
右端の碑に「山丸三マーク」と「観覚霊神」の文字が刻まれていました
まとめ【参拝時間】
拝殿扁額
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 八事御嶽神社は、明治大正両天皇が陸軍大演習を統監した「御幸山」に鎮座する神社
- 堀川端に社があったのを、明治時代に現在地に遷座したとされる
- 塩釜口駅と八事駅のどちらからでもほぼ同じ距離。塩釜口からだと塩竈神社などに寄れる
なお、僕の境内散策にかかった時間(参拝所要時間)は10分ほどでした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
素盞男社(千種区松軒)
さて、日を改めて、八事御嶽神社の次にお参りしたのは、千種区松軒の素盞男社(すさのおしゃ)です。
上の写真は、神社向かいの公園から撮った1枚。
ズラリと並ぶ奉納幟と、そびえ立つ立派な御神木(?)が印象的でした…!
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次のページはこちら【素盞男社】
素盞男社(名古屋市千種区松軒1)に参拝したので、神社の歴史やアクセス・駐車場情報についてまとめました。社殿は珍しい西向き。創建は江戸後期とされていますが、国内神名帳に記載の素盞男明神がこちらの神社を指すのではとも言われているそうです。
八事御嶽神社周辺の神社仏閣
- >>島田地蔵寺(徒歩20分・尾張六地蔵第5番。髪の毛にご利益のある「毛替地蔵」を祀る)
- >>川原神社(車で9分・「川名の弁天様」としても知られる延喜式内社)
- >>伊勝八幡宮(車で10分・御朱印にもある「陶製瀬戸鉄釉狛犬」は県指定文化財)
- >>千代保稲荷神社名古屋支所(車で10分・岐阜の「おちょぼ稲荷」唯一の分社)
おまけ! 覚明霊神は春日井市生まれ。牛山町に「覚明霊神誕生地」として、石碑・霊神像・産湯の井戸などがあるそうです。今度行ってみよう
名古屋市の神社仏閣一覧
名古屋市の神社仏閣をエリア別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。