なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
熱田神宮(愛知県名古屋市熱田区)にお参りして、ステキな時間を過ごしてきました。
三種の神器の1つ・草薙神剣を祀る神社です。
このページには、そんな熱田神宮のご利益や頂いた御朱印、さらにはアクセス・駐車場情報まで幅広くまとめておきます。
- 熱田神宮って何の神様?
- 参拝時間は何時から何時までなんだろう…
- 所要時間のめやすが知りたい!
といった場合も、ぜひ参考にしていただければと。
まずは熱田神宮がどんな神社なのか、簡単に説明しますね。
熱田神宮での、個人観賞の範囲を超える撮影(公開目的など)が禁止されているため、境内の写真は掲載しておりません。写真は大切な思い出としてパソコンに保存してあります
熱田神宮とは【御祭神など】
熱田神宮のお守り卓上神殿。毎朝拝んでおります
熱田神宮は三種の神器の1つ・草薙神剣(天叢雲剣)を祀る神社。
愛知縣神社名鑑によると、御祭神の熱田大神は天照大神のことで、その御霊代(御神体)が草薙神剣だということです。
なお、草薙神剣はスサノオが八岐大蛇を退治した際に、大蛇の尾から現れた剣です。
その後、天照大神→番能邇邇芸命→倭姫命→日本武尊→宮簀媛命の順に渡り、熱田の地に祀られました。
これが熱田神宮の始まりとされています(参考:神社検定公式テキスト「神社のいろは」)。
改めて相殿神を見ると、草薙神剣とゆかりの深い神様がズラリと並んでいますね。ちなみに、建稲種命は宮簀媛命のお兄さん。尾張地方繁栄の礎を築いたと言われています
熱田神宮のご利益【5つ】
熱田神宮で受けたお札。簡易神棚に祀っています
本宮に祀られている熱田大神(天照大神)は、あらゆる神様の中で最高位とされる日本国民の総氏神。
ですので、本宮で日々の感謝をお伝えしたあとに境内の別宮や摂末社にお参りして、自分に合ったご利益をお願いするのがオススメです。
この章では、公式サイトや現地で頂いた境内案内図をもとに、熱田神宮の代表的な5つのご利益(御神徳や古くからの信仰)をお届けします。
ご利益1.美肌【清水社】
まずは本宮脇に鎮座する清水社。
水を司る罔象女神が祀られており、北側の湧き水で肌を洗うと美しくなると信仰されているんだとか。
ほかにも眼を洗うと眼が美しくなったり、湧き水の石に3回水をかけてお祈りすると願い事が叶うとも言われているそうですよ。
ご利益2.安産【楠御前社】
続いて南門(正門)の近くに鎮座する楠御前社。
「子安の神」「お楠さま」とも呼ばれ、心身の病を治すとともに、安産の神様としての信仰が伝わる社とのことです。
伊勢神宮内宮の宇治橋を渡ったところにも、安産・子育ての子安神社がありますよね。その昔、本宮まで歩くのが大変な妊婦さんが入口近くの神社に次々と参拝した結果、安産の信仰が…、なんて背景があったりするのかな(妄想です)
ご利益3.商売繁盛・家内安全【上知我麻神社】
熱田神宮の有名なお祭りに、商売繁盛・家内安全を願う「初えびす(1月5日)」があります。
その初えびすは、上知我麻神社の両脇に祀られている大国主社・事代主社(大黒様・恵比寿様)の祭礼なんです。
また、上知我麻神社は「知恵の文殊様」として知られ、赤ちゃんの命名や学業成就の信仰が伝わるそうですよ。
上知我麻神社の別名は「源太夫社」。熱田神宮からヤマトタケルを勧請したという蒲郡八劔神社にも源太夫神社がありました。御祭神は乎止與命。建稲種命のお父さんです
ご利益4.学問向上【菅原社】
熱田神宮には学問の神様としておなじみの菅原道真公(菅原社・天神さま)も祀られています。
場所は西門すぐ。社の前には学業成就・入試合格・願望成就・知恵授けなどを祈願する絵馬も多数奉納されています。
ご利益5.旅行安全【下知我麻神社】
ラストは下知我麻神社。御祭神は宮簀媛命のお母さんにあたる真敷刀俾尊です。
かつて東海道や佐屋街道に面していたことから、古くから旅行安全の神様として篤く信仰されてきたそうです。
なお、下知我麻神社は境内の外に鳥居(入口)があるため、一度(西門などから)外に出て参拝する必要があります。
上の地図のとおり地下鉄出口のすぐ近くなので、帰りに寄って帰路の安全をお祈りするのも良さそうですね。
さて記事の後半では、熱田神宮の御朱印・参拝時間・アクセス&駐車場情報をお届けします。
熱田神宮の御朱印と御朱印帳
熱田神宮では3種類(三体)の御朱印を頂きました。
写真右から順に、熱田神宮本宮・別宮八剣宮・上知我麻神社の御朱印です。
別宮八剣宮は建築様式から年間の祭事に至るまで、その全てが本宮に準じているという特別な神社です。御朱印を受けるか否かにかかわらず、ぜひお参りを!
熱田神宮ではオリジナル御朱印帳も授かりました。
緑をベースに、金で神紋(桐竹)と神社名が描かれた品のあるデザインです。
なお、御朱印のさらに詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
御朱印の頂き方(場所・初穂料・時間のめやす)についても触れていますよ。
熱田神宮(名古屋市熱田区)で御朱印三体と御朱印帳を授かりましたので、頂き方(場所・金額・受付時間のめやす)を簡潔にまとめておきます。
熱田神宮の参拝時間は?
ひつまぶし(あつた蓬莱軒本店)。ほっぺた落ちた
熱田神宮の参拝可能時間など | |
---|---|
お参り | 24時間可能 |
授与所 | 7:00頃~日没頃 |
祈祷受付 | 8:30~16:00 |
こころの小径 (清水社があります) | 9:00~16:00 |
宝物館 | 9:00~16:30 (毎月最終水木は休館) |
※公式サイトなどをもとに作成。最新情報は現地でご確認ください
熱田神宮はありがたいことに24時間参拝可能。
僕もサラリーマン時代、夜の遅い時間にクルマを走らせて一人でお参りしたことが何度もあります。
ちなみに境内の掲示によると、こころの小径エリアは熱田神宮において最も神聖な場所とのことでした。
清水社のほかに、熱田大神の荒御魂を祀る一之御前神社も鎮座していますよ。
荒御魂(あらみたま)とは、荒々しく格別に顕著な神威をあらわす御魂の働きのこと。こころの小径エリア一帯は、色々な意味で特別なパワースポットだと言えるかもしれません
参拝所要時間について
熱田神宮前商店街のBRIGHT COFFEE STAND。美味しかった
本宮へのお参りに加え、今回紹介した見どころなどを巡ってお守りや御朱印を受けて帰る場合の参拝所要時間のめやすは1時間~1時間30分。
刀剣や和鏡などが収蔵されている宝物館を見学する場合は、さらに30分~1時間ほどプラスされると考えておくと良いでしょう。
僕が先日、宝物館を見学した際の所要時間は45分でした。展示内容は毎月変わるとのことです
熱田神宮へのアクセス【マップ】
- 住所:愛知県名古屋市熱田区神宮1-1-1
- 電話:052-671-4151
- 電車でのアクセス
- 名鉄神宮前駅から徒歩3分
- 地下鉄・熱田神宮西駅2番出口から徒歩4分
- 地下鉄・熱田神宮伝馬町駅1番出口から徒歩5分
- JR熱田駅から徒歩8分
- 車でのアクセス
- 東京方面:呼続出口(名古屋高速3号大高線)から5分
- 大阪方面:堀田出口(同上)から5分
- 伊勢方面:白川出口(名古屋高速2号東山線)から14分
- 地図(グーグルマップ)
熱田神宮の駐車場
駐車場の収容台数 | |
---|---|
東門駐車場 | 約300台 |
南門駐車場 | 約60台 |
西門駐車場 | 約40台 |
※初詣や熱田祭りの日などには使用が制限される場合もあります。最新情報は公式サイトをご確認ください
熱田神宮には合計で約400台収容の無料駐車場があります。
初めての方へのオススメは収容台数も多い東門駐車場です。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 熱田神宮は三種の神器の一つ、草薙神剣を祀る神社
- 美肌の清水社など、お祈りしたいご利益がいっぱい
- 神社では三体の御朱印と御朱印帳を頂いた
- お参りは24時間可能。参拝所要時間は1時間~1時間30分をめやすに
この記事が観光旅行の参考になれば嬉しいですね!
定番のお土産「熱田名物きよめ餅」。モデルコースの最後に登場します
なお、初めて熱田神宮にお参りする方をイメージして作った、観光モデルコースも以下にご用意しております。
ぜひ合わせてご覧ください。
熱田神宮の代表的な見どころを巡る、おすすめ観光モデルコースを紹介しています。参拝所要時間は1時間~1時間30分ほど。マップも載せているので、回り方(歩き方)の参考にしてください。周辺のグルメ・お土産スポットも挙げていますよ。
- 【全体】熱田神宮参拝ガイド【ご利益・参拝時間など】※当記事
- 【御朱印】熱田神宮で御朱印3種類と御朱印帳を頂いたよ
- 【アクセス】熱田神宮へのアクセス【電車・車・飛行機】
- 【駐車場】熱田神宮の駐車場ガイド【料金・時間など】
- 【ひつまぶし】熱田神宮周辺の「ひつまぶし」まとめ
- 【モデルコース】熱田神宮の観光モデルコース【60分~90分】
そのほか名古屋観光時にオススメの寺社史跡
- >>秋葉山圓通寺(熱田神宮から徒歩3分・熱田の両参り「熱田さま」「秋葉さま」)
- >>大須観音(地下鉄で4駅・商店街で食べ歩きも)
- >>名古屋城(地下鉄で8駅・徳川家康が築城)
- >>別小江神社(タクシーで22分・御朱印が全国レベルで人気)
名古屋市の神社仏閣一覧
名古屋市の神社仏閣をエリア別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。