鳥居と社号標
なごやっくす(Twitter@omairi_dash)です。
入海神社(愛知県東浦町)にお参りしました。
ヤマトタケルの后・オトタチバナヒメの櫛がこの地に流れ着いたのが起源と伝わる神社。境内には国指定史跡の入海貝塚も広がります。
このページには入海神社のアクセス・駐車場情報や、緒川祭礼の日程、神社の由緒などをまとめておきますね。
傳宗院(北西へ徒歩3分)に続いての参拝です!
入海神社へのアクセス【地図】
- 住所:愛知県知多郡東浦町緒川屋敷壱区48
- 電話:0562-83-2777
- アクセス:緒川駅(JR武豊線)から徒歩8分
- トイレ:あり(社務所向かい)
入海神社の駐車場
境内東に駐車場(駐車スペース)がありました。
駐車場
緒川祭礼【日程】
本楽の様子(緒川八幡太郎より)。屋台も出ています
- 土曜日(神楽)
- 8:00-17:00:町内で屋形3台の曳き回し
- 17:20-:坂上の辻に屋形集合、打合い
- 日曜日(本楽)
- 6:30-:屋形打出し、8時ごろ入海神社へ
- 9:00-9:30ごろ:神事
- 9:30ごろ-11:30、12:30-15:10:神楽・神子舞
- 9:30-15:00:おまんと(駆け馬)、ポニー乗馬体験
※11:30-12:30は昼休憩 - 15:15-:屋形打出し、緒川駅へ
- 17:40-:緒川駅前に屋形集合、太鼓演奏
緒川祭礼は入海神社の神事と、余興としての屋形曳き回し・おまんとが組み合わさった行事(屋形≒小型の山車)。上屋をのせた屋形は近隣では例がない、緒川地区唯一のものです。
>>[詳細]緒川祭禮|緒川祭礼保存会(外部サイト)入海神社の由緒【歴史】
拝殿
ヤマトタケル東征の際、この地の穂積忍山宿禰(建忍山垂根・たけおしやまたりね)が水軍を編成。
忍山宿禰の娘・弟橘比売命(オトタチバナヒメ)はヤマトタケルの后として従軍しますが、相模で遭遇した荒天荒波をおさめるため、軍の安泰を祈って海に身を投じました。
そのときの櫛(くし)がこの里の紅葉川あたりに流れつき、ソレを祀ったのが入海神社の起源です(参考:境内案内板)。
境内には、当時オトタチバナヒメが詠んだ歌碑「真嶺刺し 相模の小野に燃る火の 火中にたちて問いし君はも」が建っていました。
なお明治4年(1871年)には、本国神名帳(尾張国神名帳集説)の「従三位入海天神」が名古屋藩によって、この入海神社であると定められています。
オトタチバナの櫛が由緒に登場する神社は、ほかに橘樹神社(千葉県茂原市)や吾妻神社(神奈川県二宮町)があげられます!
夜啼き石は寛延2年(1749年)に奉納された石です。
昔は緒川城にあり、夜になると犬の遠吠えのように鳴いたと言われています。
まとめ【参拝時間】
狛犬土台「相海(相模の海)」「波静(波が静まる)」
- 御祭神:弟橘比売命
- 社格など:五等級、旧郷社
- 例祭日:10月第2日曜日
- 社宝:正宗短刀、長船長刀(ともに町指定文化財)
※境内案内板、愛知縣神社名鑑(愛知県神社庁,1992)、東浦町観光協会、緒川祭礼保存会をもとに作成
最後までお読みいただきありがとうございます。
このページの要点をまとめました。
- 入海神社はオトタチバナヒメの櫛にまつわる神社
- JR緒川駅から徒歩8分。駐車スペースもあり
- 10月第2土曜日と日曜日には緒川祭礼が行なわれる
なお、僕の参拝所要時間は、入海貝塚見学の時間を含めて45分ほどでした。
観光・お出かけの計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
ご縁があれば御朱印も授かれるようです。またお参りします!
丹生大師神宮寺(三重県多気町)
さて、次にお参りしたのは丹生大師神宮寺(にうだいしじんぐうじ)。
東海三十六不動尊霊場の第24番札所など、多くの霊場札所になっているVISON(ヴィソン)近くのお寺です。
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丹生大師神宮寺(三重県多気町)に参拝したので、アクセス・駐車場情報や頂いた御朱印、お寺の歴史についてまとめました。弘法大師の師匠・勤操大徳(ごんそうだいとく)の開山。空海42歳の自作像を安置する真言宗山階派のお寺です。
尾張の神社仏閣一覧
愛知県尾張エリアの神社仏閣を市町村別に紹介しています。神社仏閣巡りや観光旅行・お出かけの参考になれば幸いです。